こんにちは、恋愛心理カウンセラーの木田真也です。
彼のことは好きだけど、「彼ってちょっと頼りないよね~」とか、「なんかもっと男らしくあってほしい・・・」なんて思っているあなた。彼がダメな男になるのも、デキる男になるのもあなた次第です。
そのためにもっとも重要なのが、”尽くすよりも尽くされ上手を目指す”こと。実は男は尽くされすぎると、女性を大切にするエネルギーが沸いてこなくなる生き物なのです。
「彼にこんなに一生懸命尽くしているのに、いつまでたっても成長してくれない」そんな風に思うなら、ひとまずはあなたの献身的な思いはひとまず置いといて・・・「逆に彼に尽くされるようになる」にはどうしたらいいかを考えてみましょう。
今回は、尽くされ上手になることで、ダメな彼をデキる彼に変える方法を4つご紹介します。
1.ちゃんと褒める
これは基本です。しかし、普通に褒めるだけではいけません。褒めるポイントは、
・具体的に褒める
・大げさになりすぎない
・気持ちをのせて褒める
といったことです。
また、彼の気づいていない「シャドー」を褒めるのも有効です。
シャドーとは、彼の潜在意識にあるもう一人の彼のこと。シャドーは今見ている彼とは間逆のキャラクターです。
例えば、優しい彼なら、強いシャドーが。強い彼なら、優しいシャドーが潜んでいます。そのシャドーを褒めることが有効です。
例えば、優しい彼に「あなたは優しいね」といってもあまり嬉しくありません。
なので、彼の強いシャドーを褒めてあげること。「頼れる」とか「しっかりしている」とかそういった褒め方にして下さい。
2.してくれたことにリアクションをとる
彼のしてくれたことに対して、しっかりリアクションをとるようにしてください。男性は基本、反応のある女性が好きです。日ごろから彼のしてくれたことに対してリアクションをとり続けると、その行動が強化されます。例えば、
彼が荷物をもってくれたとき、「ありがとう♪○○くんって優しいね」と、”嬉しそうに感情を伴った状態”で言うことです。すると、荷物を持つという行動が強化され、次回も同じように行動してくれるでしょう。
3.頼る
してほしいことをお願いしましょう。
お願いするときは「○○やって」ではなく、「○○してくれると助かるな♪」といった「○○してほしいという行動+その行動結果の気持ち」を伝えると良いです。
そしてやってくれたことに対してしっかりリアクションをとりましょう。これもまたその行動が強化されます。
「◯◯やって」では「命令された」「指示されてやった」という意識になるため、おすすめできません。
4.日ごろから暗示をかける
よくあるのが、夫が「うちのカミさん恐いんだよな」と冗談っぽくいっていると、本当に恐妻になるという現象があります。
そうやっていい続けることで、言葉と事実が矛盾しないように、妻が無意識のうちに変わるからです。
同じようにあなたの彼に対する言葉がけも気をつけて下さい。
毎日、「○○くんはダメね」「○○くんって本当に私のことわかっていない」「○○くんって私のことを大事にしてくれていない」といい続けていると、言葉に矛盾がでないよう、そのとおりの彼になってしまいます。
なので、
「○○くんはダメね」→○○くんって何でもできるんだね、頼れる♪」
「○○くんって本当に私のことわかっていない」→「私のことを本当にわかろうとしてくれているよね」
「○○くんって私のことを大事にしてくれていない」→「いつも大事にしてくれてありがとうね」
といったように、自分がしてほしいことに変換しましょう。その言葉に矛盾がないように彼の行動が変わります。
おわりに
以上4つのポイントで、尽くされ上手なあなたに変わることができれば、彼自身も男として活性化されてエネルギーが沸いてくるでしょう。ご参考になさってくださいね。
(木田真也/ハウコレ)