恋愛中にはいろんなことで迷いますよね。好きな人が二人できたり、彼とこのまま付き合い続けて良いのか迷ったり。
そんな時には「嬉しい」よりも「楽しい」の感情を優先させるのが良いのだとか。
恋愛期間中に「嬉しい」と思う瞬間。例えば、彼が何かをしてくれた時。プレゼントをもらった時。自分がしたことに対して彼が喜んでくれた時。
それに対して「楽しい」と思う瞬間は、一緒に笑っている時、彼が喜んでくれるかなと思って準備している時、デートしている時。
こんな時が思い浮かびませんか?「嬉しい」と「楽しい」は似ているようで実は違う感情なんですね。
そこで「恋愛で大切なのは『楽しいこと』」と考えている女性に、その理由をインタビューしてきました。
1.「楽しい」は相性の問題
「嬉しいと思うのは相手が好きじゃなくてもイイんですよね。例えば欲しかったプレゼントをもらえたり、行きたかったお店に行けたら嬉しいと感じますよね。
でもそのお店で楽しい時間が過ごせるかは相手との相性だと思うんです。
そう考えると恋愛で大切なのは『楽しい』を選んで相性を重視することかなと思っています。」(26歳/秘書)
「嬉しい」と感じた瞬間を思い出してみると、それは「相手が何かをしてくれた時」ではないですか?つまり、相手の言動に対するものです。
逆に「楽しい」は「自分の感じ方次第」。つまり相手との相性が良いからポジティブな気持ちになる、と言えます。
相手、いくら嬉しい想いをさせてくれる相手であっても、『一緒にいて楽しい』と感じることができなければ、それは本当の恋愛相手ではないと覚えておいて。
2.「嬉しい」を求め続けることは彼の負担になる
「私は彼がデートの度に違うお店に連れて行ってくれるのが好きだったんです。
でも、忙しくてお店選びが雑になった時に『なんかもう別れてもイイかも…』と思ったんですよね。
それを考えると、今の彼は毎回同じコースですけど一緒にいて全然飽きないし楽しい。恋愛で『嬉しい』を求めるのはなんか違うかも…と思います。」(25歳/事務)
「嬉しい」が人から与えられて手に入れる感情であるのに対して「楽しい」という感情は自分の中から自然に沸き上がってくる感情のよう。
そのため「嬉しい」を求め続けるのは相手に負担を強いることにもなります。
一方で「楽しい」と感じる感情は自分で作ることができます。彼のためにサプライズを考える、彼が喜んでくれることを考える、彼と次のデートで行きたい場所を考える、これらは全部自分で作れる「楽しい」ですよね。
恋愛で「嬉しい」を重視していると彼と良好な関係を長く続けるのが難しくなってしまいます。
3.「楽しい」は長く続くもの
「ずっと付き合っていた彼がいるんですが、オシャレなお店に行ったり何かをもらったりした時には『嬉しい!』と思います。
けど後から思い出した時にイイ思い出だったなと思うのは一緒に過ごした楽しい時間だと思うので、楽しいという経験をたくさんできた方がイイ恋愛をしているなと感じます。」(24歳/マスコミ)
「嬉しい」という感情は、その時だけの気持ちとして沸き上がることが多いのに対して「楽しい」は長く続きます。
例えば、彼がプレゼントをくれたとします。それに対して嬉しいと思ってもずっと喜び続けるわけではないですよね。時間が経てばその気持ちは薄らいでしまいます。
でも「楽しい」と思った思い出は後から思い返しても楽しいと思えませんか?
「楽しい」はその瞬間だけでなく、長く続きやすい感情のようです。
4.楽しいを優先できる女性の方が大切にされる
「今の彼とは元々友達だったところから付き合い始めたんですが一緒にいてすごく楽しい。
小さなことで一緒に喜んだり楽しんだりできるので、相手に多くを求めることもないので、彼も『付き合っていてラク』と言ってくれていてすごく仲良く付き合えていると思います。」(22歳/学生)
「嬉しい」を求める女性に関しては、常に新鮮なことを提供せねばならず男性も疲れてしまいます。
でも男性がありのままの自分でいても「楽しい」と感じていつも笑顔でいてくれる女性なら男性もそんな彼女を大切にしたいと思うようです。
おわりに
恋愛で迷ったとき、本当に決め手がないという時には彼と一緒にいて「楽しい」と思えているのか、「嬉しい」を求めているかを考えてみてください。
「嬉しい」と思えることをたくさんして欲しいと考えているようであれば、それは恋愛というよりも彼の言動やプレゼントに惹かれているだけかも。
(栢原 陽子/ハウコレ)