男女関係では、男性が積極的にデートに誘ったりアタックする「追う側」、女性がそれに応じるかどうかジャッジを下す「受ける側」というのが一般的です。しかし、恋愛関係はこの理屈に当てはまらない場合もありますよね。
基本的には女性が追いかけると男性は逃げてしまうもの。行動心理学の観点から、そんな負け組にならないように自分をチェックしてみましょう。
1.相手を独占しようとする
男性には支配欲があり、女性には独占欲があるとよく言われます。これは本能に近いところからきているものと言えるでしょう。
好きな人を独り占めしたい気持ちはわかりますが、 男性は束縛されるよりも放任主義で優しく見守ってくれる女性を好みます。そのため、独占欲が強い女性は、かえって男性が離れていってしまうということに。一途であることと、独占するということは違うと心に留めておきましょう。
2.自分に自信がない
恋愛経験が少なく自己評価が低い女性は、どうしても自分から追いかけてしまいがちになります。 モテる女性を観察してみると、男性にフレンドリーに挨拶したり話しかけるものの、 表面的に明るく接するだけで、追いかけているわけではありません。友達か恋愛対象なのか曖昧な部分があるからこそ、男性はつい追いかけたくなってしまうのです。
彼氏持ちの女性は逆にアタックされることが多いのですが、 それは自分に自信があり、余裕が感じられるから、男性に好意を持たれやすいのです。ある程度自信を持って男性に接することが大切です。
3.相手の優れた条件に惚れている
これは婚活中の女性に多い傾向で、結婚詐欺に引っかかってしまうタイプです。高身長、イケメン、年収が高いなどの条件を手に入れたくて追いかけてしまうパターンと言えるでしょう。学校で言えばクラスのリーダーや部活のキャプテンを好きになりやすい女性ですね。条件が良いということは、それだけ倍率も高いということ。自分の本当の気持ちを見失わないように気をつけましょう。
4.好きという気持ちを押しすぎる
好意を伝えることは悪くないのですが、 あまりに好き好きと言われると冷めてしまう男性も中にはいるようです。LINEや電話の頻度が多すぎて面倒くさくなってきたり、一日の出来事を細かく聞かれてうんざりしたり。お互いに両思いのラブラブなカップルであれば問題無いのですが、 もし男性側がドライで淡白な性格だった場合、 かえって引かせてしまう結果になることも。
モテる女性はたとえ本気であったとしても、 追いかけさせるために「あえて好きだという本音を言わない」という高等テクニックを使っています。好きだという気持ちを我慢して抑えることで、上手に男性を手玉にとることができる訳ですね。
おわりに
追いかける恋がうまくいかない理由には、心理学でいう「最小関心の原理」が関わっています。これは、興味や関心が少ない方が関係性をリードするという法則で、俗に言う「惚れた弱み」のようなものです。
つまり、恋愛の行く末を操作しているのは「逃げる側」だということなのです。是非あなたも、恋においては追う側でなく逃げる側にシフトすることを意識してみて下さいね。
(脇田尚揮/ハウコレ)