こんにちは。ライターの福嶺美優です。今回は、21歳社会人の方からこんなご相談が寄せられました。
「4年間片想いの人がいました。何度も振られましたがそれでも諦め切れず好きでした。
その後も友達のまま仲がよく、食事に行っていました。カレの前では「大丈夫、いつも通り仲良くいよう」と言いましたが、やっぱり好きです。
カレのことを思うと、諦めなければならないし、友達として会うときは好きという気持ちがあってはいけないと思います。どうすれば諦められるのでしょうか。またどうすれば失恋からの立ち直れるのでしょうか。」
長い間ずっと仲の良い相手に片思いをし、報われなかった思いというのは、本当に辛いものですよね。
そんな気持ちをもう持っていてはいけない、忘れなくてはと頭では分かっているのに、心の中からなかなか消えなかったりする。どう対処すればよいのか、一緒に考えていきましょう。
「好きな気持ちは無理してなくす必要はない」
ご相談者様は、片思いしていたカレに、これからも友達として会うために、好きな気持ちはなくさなければいけないと無理をしているようですね。
しかし人間の気持ちと言うのは、なかなか頭で考えた通りには動いてくれないもの。
また無理に辛い思いや恋愛感情を心の奥に押さえつけてしまうと、潜在意識としてずっと心の中に残ってしまう可能性もあります。
感情は自然にわいてくるもの。無理に好きだという気持ちを抑えつけて否定する必要はありません。その気持ちはいけないものとしてではなく、今の自分を形作る大切なものとして認めては。
「過去の人」にする
報われない思いほど、強く心の中に残ってしまうもの。まだ恋愛感情があるのに無理して友達として会い続けていれば、その思いがどんどん大きくなるばかりなのでは。
今はカレとは自分のために距離を置いて、思い出になるまで時間をかけることが大切なのではないでしょうか。少しずつ過去のものに変わっていくかもしれません。
カレはご相談者様の気持ちに答えられないと言っているので、ご相談者様はカレよりもまず自分のために行動をしてもよいのでは。
「行動範囲を広げてみる」
自分ひとりだけで彼のことばかり考えていると、どんどん彼の気持ちが強くなったり落ち込んでしまったりするのかも。
そんな時は女友達に、自分の素直な思いを吐き出してしまえば良いのではないでしょうか。話をすることで自分の気持ちが客観的に整理されるもの。
また今までやったことがないものに挑戦したり、行ったことのない場所に行ったりして、どんどん新しく楽しい記憶を更新してみましょう。その中で積極的にたくさんの人と話し、自分の世界を広げていくのもいいと思いますよ。
「おわりに」
終わった恋はなかなか忘れがたいもの。でもその気持ちをずっと心の中で繰り返してしまうと、懐かしい気持ちや辛い気持ちがどんどん大きくなってしまいます。
お友達に話して思いっきり泣いたり、前を向いて新しいことにどんどんチャレンジしたりして、少しずつ過去に変えていけるといいですね。ぜひ参考にしてみてください。(福嶺美優/ライター)