恋人のことが好きで仕方がないという思いはステキなことです。しかし、度が過ぎて相手に引かれるようなことをしては、せっかくの彼との距離はかえって遠くなってしまいます。今回は、恋人の言動で引いてしまったという男性の意見を元に、恋人に嫌われてしまう4つ言動を紹介しましょう。
1.自分の意見を言わない
「とにかく何も言わずに、こっちが決めたことに全部従う。はじめは頼りにされてるのかと思って嬉しかったけど、あまりになにも言わなくて全肯定。正直、途中から気味が悪いなって思うようになった」(20代/会社員)
自分の意見を言わずにただ従うようなそぶりは、相手のことが分からなくて怖いという意見です。この女性の傾向は、男性にすべてを任せて頼っているとも受け取れるため、依存度が高いと考えられます。ただし、言いかえればそれは無責任でもあるため、あまりいい関係とはいえません。自分の意見があれば、それを相手に伝えるのは良好な関係を保つために必要です。
2.愚痴ばかり漏らす
「口を開けばマイナスなことばかり言っていました。あれがイヤとか、これは好きじゃないとか、そんなのばっかり。彼女に褒められたことなんてないですね。むしろ不平不満のオンパレードで、そんなにイヤだったらさっさと別れろよって常に思ってましたよ」(20代/アパレル)
まるで駄々をこねる子供のように、あれがイヤだ、これがイヤだと不満ばかり言うのは、そのまま精神的に幼いと考えられます。幼いゆえに自分が責任をもつなんてことはなく、相手に頼ろうとする傾向にあります。とはいえ、当の頼られている男性は褒められることもなく、気に入らないことがあればすぐに不満を漏らせば男性はいい気なんてするわけがありません。自分が不満ばかり言っている方は要注意、まずはプラスな発言や相手を褒めるように心がけましょう。
3.喜怒哀楽が激しい
「とにかく気持ちが山の天気みたいにコロコロ変わってました。楽しそうに笑ってたかと思えば、急に不機嫌そうになっていて『どうしたの?』と聞いたら急にわめいて泣かれたことがありました。思い当たることもないし、どうしていいか分からず僕が黙ってたら、急に泣き止んで笑顔で振り向かれました…」(30代/会社員)
なにか思い当たることがあって悲しみが爆発するなら分かりますが、感情の起伏が激しいのは精神的に不安定な可能性が考えられます。それに、男性もどう対応してよいのか分からずに困惑するばかりか、不安になって距離を置くことも十分ありえます。感情を表に出すのは素直でいいのですが、怒ったり笑ったり起伏が激しすぎている場合は、男性に引かれるかもしれないので注意が必要です。
4.なにもかも知りたがる
「すべて監視されてる気分でした。彼女と一緒にいないときは、どこでなにをしていたのか毎回確認されていました。はじめは嫉妬しやすいんだな程度に思ってたんですけど、男友達と飲みに行ってた時にふと画面を見たら着信履歴が20件くらい入ってたときはゾッとしました」(20代/学生)
相手のことを知りたいという気持ちは自然なことですが、度を超えて相手のことを知ろうとすれば危険信号です。相手が束縛されていると感じるどころか、怖がられる域にまで達すると関係の修復は困難。気になるからといって身勝手に連絡したり質問するのではなく、相手のことを考えて聞くタイミングや頻度を考慮するようにしましょう。
おわりに
相手が恋人だからといって身勝手に思いのまま行動していると、相手の鬱憤が知らず知らずのうちに溜まってしまいます。恋人のことが好きであれば、恋人の気持ちを考えた上で接するのがよい恋人関係を保つために大切でしょう。
(大西 薫/ハウコレ)