カルチェア・コンビニエンス・クラブ株式会社が男女1517人に「結婚に関するアンケート調査」を行ったところ、「結婚しよう」と思ったきっかけは「自然に」という答えが33.6%でした。
つまり「結婚したのはなんとなく」といった、“なんとなく婚”をする男女が3人に1人はいるということ。いまやプロポーズをきちんとしてくれる男性も少なくないと聞きます。
そこで今回は、恋愛でもなんとなく付き合ったカップルの話をリサーチ。たとえ告白がなくても、お付き合いをはじめるチャンス、タイミングは色々とあるようです。
1.すでに両想いだった
「相手を想う気持ちって、相手にもなんとなく伝わりますよね。私の場合はデートの時、彼から手を握ってもらえて、そのまま付き合っている感じになりました」(24歳/女性/販売)
告白なしで付き合うパターンとして、まず考えられるのがこれですよね。実際、両想いという自覚はお互いなんとなく分かるもの。恥ずかしさで告白できず、手を繋ぐ、ハグをする、キスをする……といった行為があって、初めて相手の気持ちを確信できるのかもしれません。たとえ告白がなかったとしても、彼なりの思いをこれらの言動から見逃さないようにしたいですね。
2.毎日の連絡を欠かさない
「まだ20代前半で若かった頃。友達から紹介してもらった彼とほぼ毎日メールをしていました。初めて異性とそんなことをしたので、舞い上がっちゃって。そのままお互いに習慣化していって、付き合う感じに」(26歳/女性/マスコミ)
当時はまだ人を好きになることが分からなかったという彼女。異性に優しくされたり、好かれていることが分かると、恋愛感情が一気に加速することってありますよね。恋愛経験が浅いとたとえ告白がなくても、お互いが付き合っている気になっていることは珍しくありません。それほどマメな連絡は恋愛に欠かせないアプローチなので、忙しくても彼からのメールやLINEの返信は怠らないようにしましょう。
3.周囲が「お似合い」とはやし立てる
「初めて会ったときから、お互いにどことなく気になっていたと思うんです。そんな状態である日、ゼミの飲み会で『ふたりお似合いだよ。付き合っちゃえば?』とからかわれて、それから付き合う仲に」(21歳/男性/大学生)
恋愛感情がなくても、「ふたりとも気が合うと思う」なんて周りから言われると、なんとなくその気になってしまいますよね。なかには男性本人がそのようなことを言ってくる場合もあるので、そんな時は素直に「そうだね」と頷いてあげると、さらに距離は縮まり、恋も進展しそうです。
4.一線が超えたことがきっかけ
「男は照れくさくて、わざわざ告白なんてしない。『察しろよ!』ってタイプが多いと思う。俺も彼女とは元々親友に近い友達同士だったので、体を許して以来、カップルの意識が芽生えました」(23歳/男性/教育)
最近はセフレやできちゃった婚と、性に対しての考えが緩くなってきています。本来、好きな人だけに体を許すのがセックスと考えれば、一線を超えた=付き合うという考えはいたって健全であり、むしろ当たり前かも。ただ世の中にはヤりたいだけの男性もいるので、付き合う前に体を許す場合はくれぐれも用心しましょう。
おわりに
いまや告白なしに付き合うパターンは決して珍しくありません。本来はお互いに好きの気持ちを確認してから付き合うのが、正式な恋愛パターンですが……。それにこだわり過ぎるあまり、彼の好意を見逃してしまうのはもったいない。ちょっとでも彼が好意を持ってくれていると分かった時は、それを恋愛に繋げられるように努力したいですね。
【参考】
『結婚に関するアンケート調査』 日本人の結婚観を徹底分析!結婚のきっかけは? 3人に1人が”なんとなく婚”(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000000983.html
(柚木深つばさ/ハウコレ)