1.コミュニケーションは衣装選び
「服装の傾向を変えたら、自分自身が根底から変わってしまう、なんて思っている人はまずいませんよね?服は服、自分は自分。」
デート時の服を決める際、彼に「その服いいね」と褒められたくて服をチョイスする女子は多いはず。コミュニケーションもそれと同じように、相手に応じた着こなし方が大切です。あなたの服のバリエーションが増えたとき、気になる彼との関係も劇的に変わるはずですよ。
2.こうではなくてはいけないという思い込みを捨てる
「人間は誰しも、『こうではなくてはならない』という思い込みから解放され、『そうではなくても構わない』と考えられるようになるまでには、時間がかかるものです。」
世の中には沢山の人がいるのだから、自分の考えていることが必ずしも相手と同じ価値観とは限りません。たとえば「彼とは食べ物の趣味が合わないから相性が悪い」とあなたが思っていたとしても、彼はそう思っていないかも。世の中の恋愛セオリーがその都度、ふたりの恋に当てはまるとは限りません。恋愛の形にこだわりすぎている女子は注意してみて。
3.傷つくことを恐れない
「人は基本的に臆病なものです。誰だって傷つきたくはないから、何枚もの扉の中に自分を仕舞い込んで、大切に守っています。でも本当はみんな、ちょっとした喜びや人との交流を求めて生きているはず。ネクタイを褒めたり、コーヒーを淹れてみたり、たったそれだけのことで相手は安心して、心の扉をパタパタと開いて出てきてくれることがあるのです。」
気になる相手がなかなか打ち解けようとしてくれない。バイト先でも職場でも、似たような状況を経験したことはありませんか?声をかけても素っ気なくて、なにを考えているかわからない。その場は悲しくなるかもしれませんが、のちのち彼が自分の気持ちに応えてくれる瞬間はきっと来ます。傷つくことを恐れず、人と接する前向きさを大切にしましょう。
4.容易に嫌われたと思わない
「幸せそうな恋人同士の話を聞くと素直にリアクションできなかったり、友達が結婚すると聞いても、心からおめでとうと言えなかったり……。それは決して、その話をした相手が悪いわけではないですよね。ただ自分に空いてを祝福してあげられる、心の余裕がないだけ。」
逆に自分が話をした時に、相手の地雷を踏んでしまったのか。相手のリアクションがあまり良くなかったなんてことは、コミュニケーションにおいてよくあることです。なので、相手の機嫌を損ねてしまった。嫌われたと思って声をかけるのをいちいち躊躇ってしまうのは、少しもったいないかも。たまたまタイミングが悪かったと割り切って、積極的なアプローチを忘れないようにしたいですね。
おわりに
コミュニケーションは一回で終わるわけではありません。相手との関係が一度こじれたからといって、「もう彼とは付き合いたくない」と簡単に決めつけてしまっては、相手との関係は平行線のままです。それこそ気になる彼と距離を縮めたいとき、恋人と喧嘩してしまったとき、一度ちゃんと話し合ってみる。そんな心遣いがふたりの関係をより深いものにするのではないでしょうか。
(柚木深つばさ/ハウコレ)
【参考文献】
「コスプレ上手は、仕事上手!」小島慶子著(集英社)