1.かっこいいは聞き飽きた!
「こちとら『社会貢献が~』なんて表面的な言葉は聞き飽きてるからね。みんなで同じことを声たかだかに言われても、何にも心に響かない。見るべきはもっと違うところにあるんじゃないの!?」
恋愛と就活でアピールすべきは「核」をついた「彼を好きな理由(志望理由)」。彼が自信を持っているのは英語力だったり、洞察力だったり内面なのに、「かっこいい~」と外見ばかりに食いつかれたら「またこれかよ…」と足きりされてしまうでしょう。彼が注目してほしい本当のところを褒めることで「この子はわかってるな」と思ってくれますよ。
2.そのアピール自己満じゃない?
「自分の魅力をタラタラ…、そんな自己満足のアピールは時間のムダ!『コミュニケーション能力があります』って、それがコッチに必要な理由は何?コッチに何のメリットがあるの?」
「私はここがスゴイんだよ!」と的外れなアピールをしていませんか。インドア好きな彼に自分のバーベキューでの活躍ぐあいを話したって逆効果なように、企業にも恋人にも相性があります。そこが大きく違ったら、付き合えても長く続くわけがないですから、ほかのポイントをさがす、または早めに見切りをつけるのも手としてあるでしょう。
3.ほかの女と違うところは?
「言っちゃ悪いけど、うちの会社の倍率は何百倍。こういう中で別の子たちと違うところを見せてほしい。『どうせ無理だろうな』って自信のない顔してちゃ、通るものも通らないよ」
彼はイケメンお金持ちカンペキ男子。当然ほかにもたくさんの女が寄ってきます。そこで彼と結ばれるためにはライバルとの明確な「差別化」が必要になります。そのためには「ぶっつけ本番」なんてことがないように注意すべき。彼の好みと一致する自分の強みはなんなのか、そこを見てもらうにはどうしたらいいか。そこを煮詰めていくことで、自然に自信も付くでしょう。
4.コッチに惚れされてみなさいよ!
「こっちとしてもイイ子であればはもちろん欲しいんだから。お願いします選んでくださいなんてへりくだられても意味ない!コッチから『どうかうちに来てください』って思わせる学生になってほしい」
企業にとっても気になる彼にとっても、新入社員、彼女を見つけることはとても重要。イヤイヤする作業ではないのです。「どうせわたしなんて…」「記念に受けただけ」なんて人に魅力はありません。自分の脳ミソで汗をかくまで考え抜いて、自分を最高に見せてくれる髪型・服装、雰囲気、シチュエーションをゲットしておきましょう。そして、来たるデート(最終面接)にそなえるのです。
おわりに
いかがでしょうか。企業研究で相手の良さを知って、ESはラブレター、面接はデート、内定はお付き合いのスタート。こうしてみると本当に就活と恋愛は似ていますね。人間、本当に欲しいものに対しては臆病になってしまうもの。しかし、一世一代の大恋愛を目指して、ここは気合入れていきましょう!
(倉持あお/ハウコレ)