「パワースポット」と聞いて思い浮かぶのはどんな場所でしょう。有名なところでは伊勢神宮や出雲大社、果ては洞窟や霊山、某井戸や境内の杉の木まで、パワースポットと呼ばれるところは日本全国にいろいろとあります。そのどれもに確かに歴史があり、何らかのエネルギーを持っている場所といえるかもしれませんが、ただ巡っていても何も得られなかった人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなパワースポットと、自分だけのパワースポットの作り方についてお話しします。
1.パワースポット側に合わせる必要性
例えば神社仏閣がパワースポットである場合、ただやみくもにその場所を訪れたり写真を撮ったりしたとしても、特に変化は起こらない可能性が高いです。そもそも神社仏閣は信仰の場です。自分の利益だけを求め、礼を失した態度で訪れても意味がありません。それぞれの場所に合わせた行動ができてこそ、その場所に行く意義が生まれてくるのです。
2. パワースポットに何を求めるのかを考える
運気アップを望むのか、恋愛成就を求めるのか、癒しが必要なのか。人によってパワースポットを訪れる理由はそれぞれ違います。また、昔から伝わるパワースポットは自然の中でエネルギーの高い場所にあると言われているため、古くから自然崇拝の場でもあります。パワースポットに訪れたら、最初に感謝の気持ちを。それから自分が何を求めるのかを改めて見つめ直してみましょう。
3. 自分が落ち着く場所を探してみる
有名だから効果が高いなんてことはありません。パワースポットは信仰の場。信仰の場とは心を落ち着け感謝を捧げる場です。近所の神社でも会社近くの公園でも、まずは身近なところで自分自身が心おだやかに過ごせる場所を探してみましょう。落ち着ける場所が見つかったら深呼吸をしてしばらくそこにいるだけで、心がすっきりするはずです。心がすっきりするということは、「気が静まる」ということ。それは運気アップへの第一歩でもあります。
4. 家の中でも探してみる
古い神社仏閣や森や山、湖のような自然だけがパワースポットではありません。睡眠をとり食事をするあなたの家には、あなたのためだけのパワースポットを見つけ出すことができるはずです。家の中で落ち着く場所を探してみましょう。居間や寝室の可能性は高いですが、お風呂場やトイレという可能性もあります。あなたの家のパワースポットはあなたのためだけのスポットです。きれいに保ち、大切に活用してみましょう。
おわりに
パワースポットというのは一方的に望みを叶えてくれる場所ではありません。元々は自然崇拝の対象ですし、現在でも信仰を集めている大切な場所なのです。あなたにとってのパワースポットを身近な場所や家の中に見つけることができれば、あなた自身の心がおだやかになり、結果的に運気アップ。幸せをつかむ道筋が見えてくるはずです。
(桜田ケイ/ハウコレ)