よこしまな男子は、たまに、「彼女が好きだから」ではなく、「彼女の家が便利だから」って理由で、彼女の家に棲みつくことがあります。
1.学校・職場に近い
「元カノがお金持ちなんで、大学のすぐ近くで一人暮らししてたんですよね。だから、しょっちゅう元カノの家に泊まって、楽チンに登校してました」(大学生/22歳)
大学や職場に近い家に住むというのは多くの人が望むことです。そんなわけで、彼女の家がこれに当てはまってしまうと、思わずそれに便乗してしまう男子は少なくないのでしょう。
2.まかない付き
「彼女が、俺が遊びに行くといっつもご飯を作ってくれるので、正直『今日はあんまり会いたい気持ちはないけど、腹減ったし、お金ないし、行くか』みたいに思ってしまうときはある」(大学生/23歳)
自分の手料理を楽しみにしてくれるのはもちろん嬉しいことだけど、「それだけ」を期待されると、彼女というか完全に「飯炊きばばあ」になっちゃいますので、これは悲しいですね。ご飯を作ってあげないだけで、「なんだー、今日はご飯ないんだ……」なんて言っていませんか?
3.きれい
「自分の家はボロいし散らかってる。一方で、彼女の家は新築で、しかも綺麗に整理整頓されてる。ソファもベッドもふかふかで気持ちい。そりゃ、入り浸るよね」(営業/25歳)
これも1と近いけど、住環境が自分の家より優れてると、ついついそれを求めてお邪魔しちゃうというのはありがちなんでしょう。
4.娯楽がたくさん
「彼女の家にはHuluもあるし、漫画もたくさんあるし、雑誌とかも色々あって、居るだけで全然飽きない。だからついつい行ってしまう」(外食/24歳)
暇つぶしにはお金がいりますので、お金がない男子は、基本的にいつも暇なんですよね。だから、彼女のお家が暇つぶしに向いてるってだけですぐに居候しちゃう。
5.涼しいし暖かい
「彼女の家は、いつ行っても、気温が素晴らしい。快適なんです」(美容師/23歳)
なんか、「自分の家だと電気代もったいないからクーラーあんまりつけないけど、彼女の家ならガンガン効かせても怒られないからいい!」なんて男子もいました……。
ホテルじゃないんだぞ!
おわりに
とまあ、色々と挙げてきましたが、これらが「目的」ではなく、「きっかけ」となって、カレが遊びにきてくれるようになるのはおおいにけっこうですね。
だから、いくらカレが「こいつ、絶対に私の家目当てで来てるだろ……」と見えても、そこであなたのことをたくさん構ってくれていれば、実際は何の問題もありませんね。遊びに来たカレが、「快適だー」とか言いながら、ずっとスマホをいじってるだけじゃないか、そこだけチェックですね。(遣水あかり/ライター)