どうもあかりです。
■「誰とでもうまくいく」余裕
まずは1つ目の余裕がこちらです。言い換えれば、「あなたとじゃなくても、付き合うことはできるんですよ」という余裕です。
これは「彼氏に対して全くこだわりがない」という悪い意味じゃなくて、「あなたと別れてしまったらもう私には誰もいません」的なことはないよ、といういい意味での余裕。
「すがらない」と言い換えることもできます。
男心というのは厄介で、「この子には俺しかいない」という状態では「重いな……」と感じてしまうのに、「この子を幸せにしたいと思う男は他にもいる」となると途端に「俺が幸せにしてあげたい」と考えるもの。
だから「最近出会いなくて」よりも「そこそこちゃんと出会えてます」というほうがいいし、付き合った後も「誰にもデートなんて誘ってこないから大丈夫!」よりも「たまにデートのお誘いが来るけど、ちゃんと断ってるからね」くらいのほうがずっといいんです(ちゃっかり一途アピールをしてるところもポイントですね)。
■「まだしばらく走れる」余裕
この2つ目は、「すぐに結婚できなくても、まだもうちょっと大丈夫だよ」という意味での余裕です。
まだ付き合い始めたばかりなのに、「もう私バテバテ! お願いもう走るのやめて引退させt(結婚させて)!」というのでは、「え、まだ走り始めたばっかじゃん! もうちょっと二人三脚(今の恋愛)を楽しもうよ……」と思われてしまうかもしれません。
もちろん二人三脚の先にはゴールとして「結婚」があって、そのゴールテープを切るのを目標に走っているんだけれども、単純に二人三脚(恋愛)自体が楽しいから、それに満足するまでは、そのままもう少し走っていたいって思うのが男子です。
なので、あまり走り始めたばかりで結婚、結婚いうんじゃなくて、「結婚? うん、まあいつかしたいよね。今はこの状態を楽しみたいけど」という余裕を見せていきましょう。
■「彼がへばっても支えられる」余裕
二人三脚は、ふたりでペースを合わせながら走っているせいで、ひとりで走っているときよりもかなり疲れます。
そんななか、交際している間に、彼が仕事やプライベートでストレスや問題が発生したりして、「もう無理……」みたいに元気を失ってしまうことだってあるわけです。
そういうときに、ちゃんと彼を支えてあげる、もっと言えば、へばった彼をリードしながら一緒に走ってあげられるだけの余裕が必要です。
だから、いつも「私が」「私ね」だけじゃなくて、彼の様子や体調にさりげなくでもいいので気を配ってあげられること。そういう「余裕」がある彼女は、彼からいざというときに頼りにされます。そして、いざというときに頼りにできる彼女こそが「手放したくない彼女」なんです。
■「頼る」余裕
そしてこれが最後になります。
最後は、先ほど紹介した「支える」余裕の裏返しです。彼がへばることがあるのなら、当然こっちもへばることがありえます。で、そうしたときに、「ちゃんと彼氏に頼ることができるだけの余裕」があるかどうかって結構重要。
というのも、「へばったときにちゃんと甘える」ということができない女子って少なくないからです。「頼ることは重いこと」と思ってしまって、遠慮してしまう。それで「彼女が俺のことあんまり頼ってくれないんだよね。信頼されてないのかな」と彼を不安にさせてしまう。
だけど、誰かを頼りたいときに、きちんと好きな人を頼りにできる、甘えられるというのも、一つの「余裕」なんですよね。自分に対する余裕でもあり、相手に対する余裕でもあり、そして何より二人の間の関係性に対する「信頼」という意味での余裕なんです。(遣水あかり/ライター)