付き合う前は忙しくても時間を作って、週に何回も会ってくれたのに、今や仕事、趣味、友達優先。自分は後回しにされている気がする…。仕事は仕方ないと思えるけど、私と会うより友達と遊んでる方が楽しいの?デートより遊びのほうが大事なんて愛されてない証拠?とモヤモヤする気持ちに、男性の本音を踏まえて、対処法を知っていきましょう。
彼女の優先順位が低いのは当たり前?
平日も週末も予定びっしり……というアクティブな彼を持っていると、どうしても自分の優先順位が低いように感じ、不安になってしまいますよね。
でも、男性は「外」と「内」の区別がはっきりしています。外ではピシッとスーツ姿で仕事も頑張っている人が家に帰ってくると抜け殻のようにだらしなくなってしまうのは多いですが、これはスイッチが切り替わっているから。
彼女の前では「内」という感覚なので、素も見せられるしワガママも許されると思っている、つまり身内感覚なのに対し、友達はあくまでも友達。「外」を優先し、「内」が後回しになるのは当然だと考えているだけなのです。
不満に気付いていない場合も
男性の心理としては「彼女がいて自由にさせてもらってるから」という感謝の気持ちはありつつも、「わかってくれているから自由にしていても大丈夫」という甘えもあります。彼女がいつも一人にされて寂しいと思っている気持ちを理解できていなかったりするんですね。
なので、不満を1人で抱えるよりも「いつも放っておかれて寂しい」ということをしっかり伝えてみることも大事。言われて初めて「えっ、そうだったの?」と気づくことがあります。そのくらい男性は鈍く、彼女の不満に気づけないものなのです。
趣味に同行するのも手
ただ「寂しい」と訴えるだけでは彼もどうしていいか分からずに困ってしまうかもしれません。でも、そこで「私も一緒に行きたいな」と彼の趣味に同行するようにすると共通の話題も増えるし、彼の友達にも紹介してもらえますよね。
そうすると、ちゃんとした友達なら「いつも誘ってばかりで彼女に悪いな」と気付いてくれる場合もあります。彼がどんな風に遊んでいるか分からないと不安にもなりますが、様子が分かっていれば一緒にいなくても不安になりづらいので、たまには一緒に行くのも手ですよ。
おわりに
今の関係が安定していると思っている彼は、何かしらのきっかけがないと趣味や友達付き合いを優先し続けるでしょう。一緒に趣味を楽しでいた友達が転勤で遠くなる、転職で環境が変わるなど大きな理由がないと変わらないはずです。
だからといって彼女のことを大事に思っていないわけではなく、身近な存在だからこそ許されると思っているんですね。それを受け入れて彼を自由にさせるのか、受け入れないのかは自分次第です。
無理に彼を変えようとするのではなく、「今のままの彼でも楽しく付き合っていくにはどうしたら良いか?」という視点で毎日の過ごし方を見直してみるのも良いのではないでしょうか。(上岡史奈/ライター)