どうもあかりです。
■体の距離は心の距離
「シンプルだけど、デート中に彼女がぴたってくっついてくると、『好き』って気持ちは伝わりますよね」(ウェブ系/25才)
「体の距離は心の距離」と言っても何も特別な話じゃなくて、単純に、近づけば近づくほど「好き」って気持ちが伝わるよね、ということです。
デートのとき、彼女のほうから彼氏に対して積極的に「ねえ、好きだよ~?」と伝えるのって直接的すぎてハードルが高いし、「どうしたの?」なんて逆に不審に思われてしまうこともあるかもしれない。そう考えたとき、「くっつくことで、『好き』って伝える」のって簡単で、ちょうどよくて、しかもかわいい伝え方ですよね。
デートをしてる最中でも、二人で一緒に歩いているときや部屋で座ってまったりしているとき、「好きだなぁ」と感じたら、そのままその気持ちの移ろいに体をシンクロさせて、彼のほうにすり寄ってみましょう。
■暗号LINE
「彼女とLINEで使ってる暗号がある。『好き』って伝えたいときは、ある決まったスタンプをお互いに送る。それが、好きの合図」(講師/26才)
こういう「二人だけに伝わる『好き』」っていいですね。これは単に楽しいだけじゃなくて、実際すごく役立つ場面もあると思うんです。例えば二人がケンカをしてしまって、会う機会もなくなって、LINEで「ごめん」と自分から言うのもなかなか難しいというとき。
こういうときでも、その暗号スタンプをポンっと一通送ることは意外と簡単にできてしまうと思うんです。だって、「別に好きとかそういう意味じゃない」という体(てい)で送れるから。
冒頭でも言いましたが、「好き」って伝えたくても、それが難しいタイミングってあって、だからこそ言葉でそう伝えるだけじゃなくていろんなバリエーションを持っていることが重要。あなたも彼と、「好き」の暗号作ってみては?
■謎な呼び方
「いつもは下の名前を単に呼び捨てだけど、すごく愛おしい気持ちになってるときは、彼女の下の名前に『ちゃん』付けで呼ぶ。あっちも俺のことはたまに『くん』付けで呼ぶ。これって十分に『好きだよ』って気持ちが伝わってると思うけど?」(メーカー/24才)
たかが呼び方、されど呼び方。
相手の呼び方には、確実にその人に対する気持ちのレベルが現れます。嫌いな人のことは、どうしても憎しみを込めて「〇〇さん」と疎遠に呼んでしまうと思うし、それこそ「もうあの人のことは下の名前で呼んでいいくらいには仲良くなったよね?」みたいに考え、「仲の良さ」と「呼び方」をリンクさせるのが私たち日本人です。
であれば、すでにカップルという関係性がある二人の間でも、「呼び方」にギャップをつけることで「好き」を表現することってできるはず。
その最たる例がこの「ちゃん」「くん」。一見、疎遠方向になってしまうように思えて、普段は呼び捨てをしあっている人同士がこれを使うと、「あえての親近感」がにじみ出るのでオススメです。他には(レベルは高いですが)ニャンをつけたり、何の脈絡もない意味不明なあだ名をつけて、たまにだけそれで呼んでみたり、というのもいいですよ。
■お決まりの「アレ」
「お土産が最強、かな。『ほら君の好きなアレ、買ってきたよ』みたいなのが一番のラブコールかも」(医療関係/28才)
お家デートをするときに、何回キスをするかとか、どれだけ激しい夜を過ごすかとか、そういうアチチなのも大切なのですが、「あの人が好きなのを買っておいてあげる」ってとてもとても心のこもった愛情表現ですよね。
誕生日に高価なものをもらうのもたしかにうれしいけど、それよりも、「何にもない日の何でもないような些細なプレゼント」のほうが実は100倍くらい嬉しかったりします。
それは「何かをする必要があるときに何かをしてもらうこと」よりも「何もする必要がない日に何かをしてもらうこと」にすごく価値があるから。
「誕生日だからプレゼントをあげます」はぶっちゃけ普通。友達だって、職場の同僚だってします。だけど「理由はないけどプレゼントあげたいからあげます」って、もう「大好きです」というメッセージ以外の何物でもないですよね。
■おわりに
「語彙力がない」ってよく若者が年配の人たちにディスられるポイントですけど、恋愛でも、「好きって伝える語彙力」って大切だと思います。いろんな方法で気持ちを伝えられたほうが絶対にいい。いつも同じ方法じゃ、どうしても陳腐になってしまいますからね。(遣水あかり/ライター)