どうもあかりです。
■まず素を出してくれた
「付き合って1ヶ月くらい経ったころに彼女から、『最近自然体でいてくれることが増えたきがするけどなんで?』って聞かれて、考えたら、たぶん俺よりも先に彼女のほうが俺と一緒にいるときに素でいてくれることが増えたから、かなぁって思った」(製薬/25才)
人間関係一般の話で、例えば相手がある瞬間から自分のことを下の名前で呼び始めてくれたり、敬語からタメ語にしてくれたりする。
こういうことがあると、一気に親近感が湧いて、こちらも相手に対してフレンドリーな接し方をすることができるようになります。
「自分がまず心を開く」というのは、逆説的ですが、相手に心を開かせるための一番の近道なんですよね。「素でいてほしい」というときには、まずはこちらから素でいることを始めてみるのはどうでしょう。
■「素」のちょいだしに寛容
「例えば風呂上りにパンツ一丁で出てくるとするじゃん? そういうのに対して、『もう~(笑)』って笑ってくれるか、それとも『ちゃんと服着て』って真顔で言ってくるか、そういうところで男子は、『素をどれくらい出せるか』の感触を確かめてる」(メーカー/26才)
付き合い始めると、少しずつ「素」とは必ずしも言えないかもしれないけど、少なくとも交際前には見ることができなかった彼の一面、みたいなものに触れる機会が少しずつ増えていきます。この「パンツ一丁」なんていうのがまさにいい例ですが、他にも「寝起き姿」「げっぷ」「おなら」「寝ぐせ」「カップラーメンで夕食」みたいな、「素」のちょいだし出会ったときに、「それ最高! やばい!」とは言わないまでも、スルーでもいいから「君はそんなんじゃなかったはず」と拒絶しないであげること。
そうしてあげることで、彼は「よしよし、これはOKなのね」と少しずつ「素」の部分を増やしていってくれるはずです。
■「かわいい」と褒めてくれる
「彼氏に対して『かわいい』っていう言葉を使って愛情表現をしてくれるタイプの子かどうかって、大きいと思うな。『かっこいい』だけだと、そういう方面しか求められてないのねって変に悟っちゃう」(公務員/24才)
もちろん「かわいい」って言っても、その場では「『かわいい』って何さ」と恥ずかしがつような反応を見せる男子が多いと思うんだけど、「かわいい」と褒めてあげることは、裏返すと、「かっこよくない君も好きだよ」と伝えてあげること。肩の力を抜いたり、もっと自然体でいてくれてもいいんだよという気持ちが届きます。
「男子ってそう言われるの嬉しくなさそうだしな……」という気持ちから、仮にそう感じてもなかなか言葉にして彼にこれを伝えることってあまりないという人もいるかもしれませんが、これを都度伝えていくことが、彼の「素」の扉を少しずつ開いていくことになるわけですね。
■おわりに
彼が自分の前で徐々に「かっこつける人」から「かっこわるい人(素を見せる人)」に変わっていくことが、彼女としての進化であり成長だと思うんですよね。
それは冒頭でも書いたとおり、「素を見せることができる人」というのがとても特別な存在だから。
そしてあんなにかっこいい彼の意外にかっこよくない一面を知ることが特権だから。
「かっこいい」姿に心底キュンキュンして彼女になった後は、今度は逆の方向へ彼を深堀りしはじめてみませんか?(遣水あかり/ライター)