彼とあなた、ふたりの距離を縮めるためのデート。解散したら終わりなんてもったいない!解散した後は、「楽しかったなぁ」と余韻に浸りながらのメッセージのやりとりで、デートの充実感を上げたいもの。
・送るタイミングは?
まず気になるのが、LINEを送るタイミング。
解散直後、デートの熱が冷めないうちにLINEしようとして、「いや待てよ、LINEは焦らした方が…」「相手から送ってくれるのを待つべきか」と駆け引きの計算を始めたり、解散から数時間経って、または翌日になってから「今さらLINEって遅いかな…」と後悔したり。「タイミングが掴めない」という悩みはとても多いです。
しかし、このどちらについても共通して言えるのは、「送ろうと思ったそのときがベストタイミング」ということ。
恋愛において焦らしはさまざまな場面で登場するテクニックですが、デートというふたりきりの時間を過ごすというステップを踏んでから、相手を焦らせる必要性はそう高くありません。ここで早々にLINEを送ったとして反応がイマイチな場合、原因はデート後のLINEではなくデートそのものにあると考える方がベターでしょう。
また、「早めに送ればよかった」と後悔している場合、時間を巻き戻すことも、今から相手からLINEが来るよう仕向けることもできません。彼と良好な関係を築きたい、単純に彼とLINEがしたい!という場合は、「送ろう!」と思ったときに送ってみるのがオススメです。
・送る内容は?
では次に、実際に送るメッセージの内容について。
ポイントは、あなた自身が彼に伝えたいことを書くこと。
伝えたいことを書く、というのは単純で、デートが楽しかったなら「楽しかったです」と文字にする。一緒に食べたごはんがおいしかったのなら、「ご飯おいしかったです」と文字にして送るということ。
実はこれ、当たり前なように見えて見落としがちなポイント。「彼から好かれるには…」「好印象な内容は…」とテンプレメッセージを漁れば漁るほど、あなた自身の本心が埋もれていってしまうのです。
おしゃれなディナーより、美しい夜景より、例えば彼の話したおもしろエピソードの印象が強かったなら「あの話、めちゃくちゃ面白かったです!」とLINEで伝えてみて。他のどの女性とデートしてももらえなかった唯一無二の一言が、彼の心を揺らすはずですよ。
・お礼LINEはデートの「デザート」
デートの記憶を少しでもいいものにしてもらいたい、彼にもっと好きになってほしい。そんな思いが根底にあるお礼LINE。
しかし、デート全体を食事に例えるとするならば、お礼LINEは食後のデザートです。なくても食事は成立するけど、あったら嬉しい、という存在。あくまでメインは待ち合わせから解散までのメインディッシュというわけですね。
つまり、良くも悪くもお礼LINEだけで食事(デート)全体の評価が決まるわけではないのです。スクロールが必要なレベルの長文のような、よっぽどマズいデザートにしない限り、彼の気持ちはメインディッシュ時で決まるのです。
お礼LINEを貰って「ないわ」と思う男性はとにかく少数。下手に「好かれるため」を考えて悩むより、「送りたいから送ろう」という気軽さで送ってみてくださいね。(桃花/ライター)