「世の中にはデートに誘われ続ける女性と、数回しか誘われない女性が存在する」と言えます。
デート中の男性の頭の中身
デート中の男性の頭の中は、「彼女が喜んでくれているだろうか」「楽しんでくれているだろうか」という不安でいっぱいです。
選んだお店、考えたデートコース、デート中の何気ない会話が、女性にとって有意義なものになっているかどうかとても気にしています。
ですからデート中はその彼の不安を払拭してあげるように、「楽しい」「来てよかった」とつどつど言ってあげると良いでしょう(彼が考えたデートプランでない場合も)
しかし、それだけだとちょっと弱いのです。なぜなら「口ではそう言っているけど、実はつまんないって感じてるんじゃないか」という疑惑が残ってしまうから。
だからこそ、デートが終わった後のやりとりが大事なのです。
デート後のやりとりが効果的である理由
デート後のやりとりが効果的である理由は2つあります。
一つ目は「デートが終わった後にもコミュニケーションを取ろうしてくれる姿勢が嬉しいから」というもの。
先述の通り、男性は「きちんとエスコートできただろうか」と不安に思っています。そこで、デート後にきちんとやりとりをすることで、「デートが終わった後も会話を辞めたくない」という意思表示をすることができます。
その意思を感じて、男性は初めて「よかった」と安心するわけです。
そして二つ目、ここが次回のお誘いに繋がる部分なのですが、「デート中に直接いうよりもLINEで伝えた方が『本音っぽさ』が演出されるから」という理由があります。
男性は女性にとっての「初めての人」でありたい
男性にとって好きな女性に「こんなの初めて」と言われることほど嬉しいことはありません。(昼も夜も)
「あんな美味しいランチに行ったの初めて」、「映画を観てあんなに笑ったのは初めて」、「あんなにドキドキしたのは初めて」、、、etc。
この言葉を引き出したいがために、男性はアレコレを苦心しているわけです。
そしてそれらの言葉はデート後に“わざわざ改めて”言う方が「本音っぽく」聞こえるものです。
彼女に「初体験」を提供できたことがわかると、男子は心の中でガッツポーズをとります。
同時に「よし、次はもっと喜んでもらうぞ!」と次回のデートへのモチベーションが爆上げされるのです。
初めてを感じさせるLINE事例
ただ「初めて」ばっかり連発しても真実味がなくなってしまうので、表現方法は色々考えておく必要があるでしょう。いくつか具体例を挙げておきますので、よければ参考にしてください。
「なんかいつものディズニーランドじゃないみたいだった!一緒に行く人でこんなに違うなんて思わなかった!」(→いつもと違う「何か」を提供できた自己効力感を感じます)
「〇〇くんが椅子を引いて座らせてくれた時、とても大事にされてるって感じがしたよ」(→細かな気遣いに気づいてくれたことに喜びます)
「普段はあんまりあういうことしないんだけど、〇〇くんだからやろうと思えたのかも」(→他の誰でもない自分だから促せたことがあると自信になります)
男性は無意識下で「すごい自分でありたい」と願っているので、そのことを感じさせる内容にすると、とっても喜ばれますよ!
デートは家に帰るまでがデートです
たかがLINE一本、されどLINE一本。それが「デートに誘われ続ける女性と、数回しか誘われない女性」を分けています。
デートが終わってお別れした後も油断せずに、自分のために色々考えてくれた彼への感謝の気持ちを込めて、彼の自尊感情をくすぐってあげてください。
それができれば、彼は喜んで次回のデートを企画してくれると思いますよ!(川口美樹/ライター)