なかなかハッキリと告白してくれない男性とデートを重ねていると、
「私、何か気に食わないことしちゃった?」
「仕事が忙しかった時期、同僚と飲みに行ったあと寝落ちしてLINEを返すのを忘れていたら、着信と『大丈夫?私何か気に障ることしちゃったかな?』というメッセージが入っていて。急に重くなって返信が億劫になってしまったことがあります」(26歳/商社勤務)
LINEの返事が既読になったまま返ってこないと、「事故にでもあったのかな?」などと不安になって何回も連絡してしまうこともありますよね。でも、事故や事件が起きて返せなくなっていることは99%ありえない、といっても過言ではありません。
ただ「寝ていただけ」「忘れていただけ」の状況で、朝起きて深刻なメッセージを見てしまうとサーッと冷めてしまうことも。男性から返信がないときはスマホの電源を切って存在を忘れるくらいが正解です。
「友達が会いたがってて」
「まだ付き合っていない状態で『女友達に紹介したい』ってLINEが来て。嫌な予感がしながらも行ったら完全に彼氏扱いをされていて外堀を埋められている感じが居心地悪かったです。付き合うかどうかは自分で決めさせて欲しい」(25歳/インテリア販売会社勤務)
「人に紹介したい」というLINEは、関係をまだはっきりさせる気がない男性からするとかなりドキッとする、いやヒヤッとする内容でしょう。気が重くなってドタキャンしてしまうケースも考えられますね。その場の雰囲気で「付き合っている」と言わせたり、お互いにいい関係っぽい雰囲気を演出することはできるかもしれませんが「無理やり言わされた」という感じになってしまうので、長続きはしないでしょう。
「週末は何するの?」など予定を聞く内容は……?
「付き合っている彼氏彼女の関係なら良いけれど、まだ付き合っていない相手から頻繁に予定を聞かれると引きます。もし付き合っても予定をいちいち報告しないといけないのかな?って」(23歳/Webデザイナー)
世間話のつもりで聞いた予定が詮索しているように取られてしまう場合も。ただ、「はっきり関係を決めたくない」というズルい発想がある男性だからこそ、些細なことでも息苦しく感じてしまう感覚があるのかもしれないですね。
どんな男性でも「いざ付き合ったら彼女のことを大事にする(つもり)」の場合もありますが、女性の気持ちよりも自分優先という男性とは、もし付き合えても振り回されそうです。
LINEはあくまでも「ツール」
言いにくいことも気軽に伝えられるLINEは便利ですが、頼りすぎると自分で自分の首を絞めてしまう場合もあります。たとえば酔った勢いで「私たちの関係って何?」と問い詰めてしまったりすると、引かれてしまう可能性が高いでしょう。
「大事な話は会ってから聞く」を心がけたほうが、誤解のない会話ができるはず。LINEはあくまでも“連絡のためのツール”という意識を忘れないでいてくださいね。(上岡史奈/ライター)