どうもあかりです。
1.「紳士」を見逃すな
「男子はデート中、みんなさりげなくジェントルマンをしてる。そういうのにちゃんと気が付いて『ありがとう。優しいね』って一言言ってもらえるのと、気付いていないのか、それとも当たり前だと思ってるのかスルーされちゃうのは違うんだよね。後者はやっぱ、微妙に悲しい」(飲食/26才)
歩道で車道側を歩くとか、レストランで上座(奥の席)を譲るとかはそれこそ入門編で、これくらいならみんなきっと気が付くでしょうけど、待ち合わせ場所に少し早めについて彼女を迎える、(結果的に断られるかもしれないけど)「荷物持とうか?」と声をかけてくれる、「大丈夫?歩き疲れてない?」と気にしてくれる、空調をチラ見したら「寒い?エアコン止めてもらう?」と気遣ってくれる……などなど、その気になって探せば、男子のデート中の言動には「紳士」がたくさん散りばめられているものです。
それを目ざとく発見し、そして「ありがとう」「さすがだね」「紳士~!」と簡単でいいからいちいち“いいね”をしてあげましょう。「この子はちゃんと気が付いてくれる」とわかるから、彼はあなたにもっと「紳士」をプレゼントしたくなって、そうするとあなたはもっと気持ちがいい。いいことしかありませんね。
2.お店は「手料理」だ
「男子にとって、彼女とのデートのために選んだお店って、言ってみたら、彼女が彼氏のために作る手料理みたいなもの。そういう気持ちで受け止めてみてほしい」(アパレル/25才)
なるほどね。男子は料理をしない人が多いけど、その代わりに「お店選び」だけはたくさんやっています。相手が最初の一口を口に運ぶ瞬間、「おいしいと思ってもらえるといいんだけど……」とドキドキハラハラした気持ちでその反応を見つめているときのその気持ちは、まさに私たちが彼に手料理を作ってあげたときのそれと同じ。
「おいしい!」って褒めてもらえたら「そ、そお……? じゃあ、また作っちゃおうかな? 今度はどんなのがいい?」なんて調子に乗っちゃって、手料理を作ってあげるのが楽しみにすらなるけど、これはお店選びも同じ。ポジティブなリアクションこそが次につながる原動力になりますね。
水曜日の昼間あたりに「今週末のデートは、このお店とかどうかなー」なんて考えながら食べログを徘徊してる彼氏。そんなのって嬉しいですが、そのためにはまず彼を調子に乗らせてあげないといけませんね。
3.ポジティブに比較されたらそりゃ調子乗ります
「男子は人と比べられるのが嫌いなように見えて、実は、『君のほうが優れてる』という意味で比べられるのは大好きだったりする」(公務員/23才)
例えば、上で紹介した「紳士」な言動や「お店選び」に対してポジティブなリアクションをして調子に乗らせようというときに、「こんな人っているんだなーって思った」「こんなおしゃれなお店連れてきてもらったことないよー!」と、暗に「今までに出会った男」と比較してあげるのはおすすめです。
ただ、「元カレよりもセンスいい」「元カレよりも優しい」みたく、いくらポジティブでも、あまりに露骨な比較になってしまうと、「なんでわざわざ他の男を持ち出した?」と不審がられてしまうかもしれないので、あくまでさりげなく比較が鍵ですが。
4.「好き」には最高評価を
「彼女に『好きだよ』っていうたびに顔を赤くして喜ぶので、それを見るのが楽しくていじわるするみたいにめっちゃ言いまくってる(笑)」(飲食/25才)
彼がしてくれるいろいろなことに対していちいち反応をして調子に乗らせる、エスカレートさせることが大切ですが、一番「調子乗り」にすべき部分があるとすればそれは「好き」という愛情表現に違いありませんね。
「好き」って伝えることが楽しい。
「好き」って伝えがいのある彼女。
そういうふうに思われたら素敵です。
一緒にいるときに「好き」と言ってもらえて、単に「うん、私も~!」と月並みですから、どうか、「やったー!」と抱きついてみたり、「ちゅ」とキスでお返ししたり、彼の想像を超えていくようなリアクションで応えてあげてほしいです、たまにはね。
おわりに
冒頭でも少し触れましたが、「うまくいった」「喜んでもらえた」という“成功経験”は、人を調子に乗らせます。人は調子に乗ると、頼んでもいないのに「これもやってみたい」「これもやってあげたい」と次から次へとアイデアを勝手に思いついてしまうものなんですよね。あなたにとって彼が、こういう「調子乗り」な人になってくれたら、きっとあなたも彼と付き合っていることがもっと楽しくなるはずです。(遣水あかり/ライター)