そろそろ結婚を意識するお年頃。ただの彼女じゃなく、彼にずっと一緒にいたいと思ってもらえる特別な存在になるにはどうすればいいのでしょう?今回は20~30代の既婚男性に彼女を「一生ものの大事な存在」と思った理由について聞いてきました。
・素の自分を見せることができる
「今まで付き合ってた人たちの前だと興味のない話も合わせたり、疲れててもテンション上げたり、家に来てるときにトイレで大をするのもためらってたんだよね。でも、今の彼女は『私の前では頑張らないでね』って言ってくれる子で、素でいられるからすごく楽。誰かと結婚なんて気が張るだけと思ってたけど、こういう子となら結婚したいなって思ってプロポーズした」(30歳/損保)
女性の前でかっこよくいたいという男性は多いもの。特にプライドの高いエリートタイプの男性はその傾向が強いんです。でも、それが毎日となる苦痛に…。そんな彼らにとって素をだせる相手というのは貴重。逃すまいと結婚願望が一気に湧き上がるのもうなずけますね。
・何気ない日常を一緒に楽しむことができる
「旅行とか刺激的なイベントは楽しいけど、毎日一緒に誰かといるってことがイメージできなかったんだ。でも、今の奥さんと付き合ってからは普通に家にいて一緒にテレビ見てるだけでも楽しい!ご飯食べてるだけでもうれしくて、これが本当の好きなんだなって思って結婚を決めたよ」(26歳/IT)
結婚は生活ですから、毎日刺激的で特別なことがあるわけではありません。だから何気ない瞬間を一緒に楽しめるかは重要ポイントになるのです。「笑いの絶えない家庭を」と望む人は多いですから、相性や笑いのツボ、波長などが同じ人と出会うと結婚を意識するのでしょう。
デートに工夫を凝らしたり、サプライズイベントを仕掛けるより、彼と過ごす何気ない日常を大切にしてみてはいかがでしょう。
・自分の家族にも気をつかってくれる
「俺に優しくしてくれる子とか気を遣ってくれる子は今までに何人もいたけど、母親が病気になったときに心配してお見舞いに来てくれたり、通院の送り迎えをすすんで引き受けてくれた彼女。彼女の懐の広さと愛情深さに惚れ込んで結婚したよ」(29歳/生保)
愛している人を大切にできる女性は多いと思いますが、その家族のことまで考えられる人は意外と少ないもの。彼にとって彼の家族はあなたと同じくらい大切な存在。ですから、世間で騒がれる嫁姑関係をはじめから懸念して毛嫌いしたり、無関心だったりすれば彼も結婚まで踏み込めなくなってしまいます。相手の家族にきちんと挨拶に行ったり、心遣いができる女性となら、彼も安心して家族になろうと決断するでしょう。
・つらい時に支えてくれた
「エリートと呼ばれる会社に勤めてた時は結構モテてたのに、病んで転職した途端、女子から声がかからなくなったし、今まで『結婚したい!』って言ってた彼女ですら別れを告げてきたんだよね。そんな時に出会った今の奥さんは俺が何もできない時でもそばにいて支えてくれた。条件じゃなくて俺自身を愛してくれてる彼女が本当に愛おしくて。頑張って資格とって、彼女にプロポーズしたよ」(26歳/会計士)
つらい時に差し伸べられた手にこそ真実がありますもんね。感謝と愛情が彼を奮起させ、何としても彼女を幸せにしなきゃ!と思ったのでしょう。この人!と決めた人ならどんな時でも一緒にいる覚悟が必要ですね。
・将来の展望が同じ
「今の奥さんとは将来ほしい子供の人数も、住みたい場所も同じ。子供を入れたい学校まで同じだったんだ。それに運命感じて結婚。将来展望が同じだから物事を決めるときにもめずに協力し合えるよ」(32歳/広告)
結婚後の生活に夢を見るのは女性だけでなく、男性も同じなんです。だから将来設計が同じだと「この人となら結婚できるかも!」と期待するのです。彼の描く未来像とあなたが描く未来像はいかがでしょう。同じなら、積極的にそれをアピールしましょう。
おわりに
美貌やキャリアは関係ないんです。「この人だ!」と男性が特別と感じるのは自分と合う、本当の愛情があるというところのよう。
条件やスペックだけでなく彼自身を愛しているそれが彼に伝わるといいですね。(城山ちょこ/ライター)