どうもあかりです。
1.「好き」は言うものよりも、言わせるもの
「小悪魔」というからには、「ワル」な要素がなくちゃいけません。単に、「あ、かわいい」と思われるだけではそれは「小悪魔」では全くなくて、「ちくしょう、悔しいけどかわいい」「ずるい」といった感情もセットで生まれさせてこそ、小悪魔にふさわしい。
私たちも、単に「かっこいいな」と感じるときよりも、「ずるいくらいにカッコいいなその笑顔」と好きな人に対して感じるときのほうが、はるかに自分がその人の虜になってしまっていることを自覚するはずです。
そして、そういう小悪魔演出のひとつの要素として、「自分がしたいことを自分でするんじゃなくて、彼にさせる」というのがあります。例えば「好き」という愛情表現を一つとっても、これを私から彼に伝えるだけでは、ただの「かわいい彼女」(まあこれもこれでいいんですが)。じゃなくて、「俺のこと好き?」と彼に聞かれたときに、「さぁ、どうだと思う~? それより私のことはどう思ってるの?」と答えてみたり、「ねえ、(あなたのこと)好きだよ」と自分から言うんじゃなくて、「ねえ、(私のこと)好きなの?」と疑問形にして、「好き」を相手に言わせる。
「好き」に限らず、キスでもハグでもエッチでも「~したい」と伝えたり、自分からその行動をしたりするよりも、「~したくないの?」と試すように誘って、「したいよ」と答えさせる。これが「ちくしょう、かわいい」という小悪魔かわいいの王道です。
2.好かれてる自信があるのなら、いたずら顔
「小悪魔っぽい笑顔」という表現はよく使われますね。この言葉を聞いたとき、みなさん思い浮かぶ表情がきっとあると思います。ニヤっといたずらっぽそうに笑って、挑戦的な目で相手を見つめるようなその表情が。
だけど、なかなかリアルな日常生活でこれをやるのって、あんまりリアリティがないというか、「本当に一部のとてもモテる女子ならやってたりするのかなー」みたいに考えてしまいます。「かわいい子にしか似合わないもの」なんじゃないかっていうようにとらえてしまう。
たしかにこういう小悪魔っぽい表情を、合コンとか、交際前のデートとかでやったら「あの子ぶりっ子だな」とか、「自分のこと相当かわいいって思ってるよね」とか、散々な評価だと思います。それくらい、この表情は「自分はかわいい」って思ってないとできないくらいにハードル高いし、実際にそこそこかわいくないと、不釣り合いなんでしょう。
だけど、私たちのことを「かわいい」と思ってくれている人、つまり、彼氏やあなたのことを気になっている人に対してなら、ためらわずにやってみてほしい。「あざといって思われないかな」なんて気にせずに。男子は、自分が「かわいい」と思っている人からならどれだけぶりっ子されてもネガティブな印象を持ちませんし、ただただ無防備に、ノーガードで「かわいい、助けて、許して……」とかわいさの往復ビンタを受け続けるほかないのです。
だって、小悪魔っぽい笑顔って、男子好きですもん、やっぱりめっちゃ。「やったらうまくいく」ってわかってる相手にすらこれをやらないのはもったいなすぎるくらい。
3.小悪魔の「衣装」っていうのがあって
小悪魔にも、「衣装」がありますよ。それは決して、悪魔のコスプレじゃありませんし、デス〇ートのリュ〇クのコスプレでもありません(それは死神)。
小悪魔の衣装は、他でもありません。かわいい下着姿です。男子にとって、好きな女子とベッドに入るときの衣装、つまり下着姿以上に、「好き」という感情が高ぶった状態で、ドキドキした状態で眺める服なんてありません。
残念ながら、男子は私たちが気合いを入れて外で着ている服には私たちの100分の1くらいしか興味がないし、反対に、私たちの予想の100倍くらい、下着姿に興味があります。
「かわいい下着を見ただけで、抱きたくなる」のが男子。「下着がかわいければかわいいほど、その下着を剝ぎ取りたくなる」のが男子。
「勝負下着」なんて死語なのかもしれないけど、男子のニーズは全然薄れてません。「意識してマジっぽい下着つけるの逆に恥ずかしい」というのもわかります。でも、せっかく彼と過ごす夜を、あたかも「いつも通りです」な下着で迎えるのって、「あ、間違って今日デートなの忘れてすっぴんで来ちゃいました」級の、いやそれ以上のもったいなさだと私は思うんです。
おわりに
「小悪魔テク」といっても、あまりに使いどころが限られるニッチすぎるものや、「一回使ったら後は二度と同じ人には使えねえよ」的なものについては省きつつ、なるべく、日常的に、しかも何度も同じ人に対して使ってたくさん「かわいい」って思われることにつながるようなものを今回は紹介させていただきました。
みなさんにとって、「これさえあれば、彼をキュンとさせられるぞ」っていう伝家の宝刀的なテクニックの一つになれれば幸いです。(遣水あかり/ライター)