誕生日や記念日、クリスマスなど、特別なイベントがあるタイミングで彼氏と喧嘩してしまう…。そんな女性は少なくないようです。
最高の1日になるはずが…。
待ちに待った誕生日。彼からデートのお誘いを受けたあなたはきっと、「一体どんな1日になるんだろう♩」とワクワクしていることでしょう。
いつもよりおしゃれをしたあなたは、意気揚々と彼との待ち合わせの場所へ向かいます。
待ち合わせ場所に着き、「彼はどこにエスコートしてくれるのかな?」とドキドキしているあなた。そこで、彼が予想だにしない言葉を発します。
「で、どこ行く?いつもの居酒屋でいい?」
こんな状況を想像して「ありえない!!!」と憤慨してしまう女性は、過去にも特別な日に彼氏と喧嘩をしたことがあるのではないでしょうか。
せっかくの誕生日なのにお店の予約すらしていない上に、普段と同じ居酒屋で済まされようとしている。こんな状況に苛立ちを感じてしまう気持ちはとてもよくわかります。
しかし、この苛立ちは「適当にお店を決められたこと」に対する怒りなのでしょうか。イライラの原因について、もう少し深掘りしていきましょう。
特別な日だからこそ喧嘩は起こる
あなたが彼に対して苛立ちを感じたのは、自分が想像していた理想の誕生日と、彼が提案してきた誕生日プランの間に、大きな差があったからです。
彼氏がサプライズをしない人だとわかっていても、「なんだかんだ当日は素敵なレストランに連れて行ってくれるんじゃ?」とか、「何かしらプレゼントを用意してくれるんじゃ?」と期待してしまうのが女心というもの。
それなのに当日に何もなかったとすると、「私の誕生日なんてどうでもいいの!?」と悲しくなってしまいますよね。
とはいえ、彼氏の方も、何もあなたをがっかりさせようと思っているわけではありません。
「祝う気持ちはあるけれど、大々的に誕生日を祝うのが苦手」という男性や、「何が欲しいかわからないから、プレゼントは一緒に買いに行きたい」と考えている男性もいるでしょう。
しかし、自分の理想と大きく違う誕生日に苛立っているあなたは、そんな彼の気持ちを考えることができず、つい不機嫌な態度をとってしまいます。
そんな子供っぽい自分に対する自己嫌悪も相まって、女性の気分はどんどん落ち込んでいくでしょう。
彼からしても、せっかくデートに誘ったのに浮かない顔をしている彼女を見れば、良い気分にはならないですよね。
「理想と違う。もっとロマンチックなプランを立ててくれればいいのに…。」と不満を感じる彼女と、
「せっかくこれから祝おうと思ってるのに、彼女が怒っている意味がわからない!」と混乱する彼氏。
特別な日に喧嘩が起きやすいのは、こういった「記念日に対する考えのすれ違い」が関係しているんです。
喧嘩を回避するためのコツ
せっかくの特別な日ですから、彼と喧嘩なんてせずにできるだけ楽しく過ごしたいですよね。とはいえ、彼氏に「毎年欠かさずサプライズをして!」と強制するのは無理があります。
そこで、もし彼が祝い事のプランを立てるのが苦手なタイプだとわかっているなら、事前にこちら側の希望を伝えておくことをおすすめします。
「特別な日だから、少し遠出をしたい」「気になっているお店でディナーがしたい」と、自分が機嫌良く過ごせそうなプランを提案するのです。
「誕生日なんだから盛大に祝ってくれるはず」「お店の予約をしていて当たり前」というのは、あくまでもあなたにとっての常識なので、口で言わない限り彼には伝わりません。
察してほしい、というのは喧嘩のもとなので、希望があるならきちんと伝えましょう。
特別な日のプランを二人で決めるのもまた一興
自分の機嫌は自分でとるなんて言葉もありますが、自分が不機嫌になるポイントがわかっているのなら、そうならないように対策を行うべきです。
一言相手に希望を伝える、たったこれだけで喧嘩が回避できるのですから、「自分の誕生日を自分で提案するなんてありえない…。」などという小さなプライドは捨てましょう!
特別な日だからといって彼ばかりに期待せずに、二人で協力して思い出に残る1日を作り上げてくださいね♩(ROI/ライター)