どうもあかりです。
■気持ちを込めて名前を呼べば「好き」なんて不要なんだぜ?
好きじゃない人に「お前」と呼ばれたときの言いようもない不快感を誰もが知っているはず。それくらいに「誰にどう呼ばれるか」というのは、無意識でいるようで、実は私たちにとって大きなインパクトがあるものなんです。
だから反対に、大好きな人に、後ろから「○○ちゃん」と優しく呼びかけられるだけで、心の奥のほうがキュっと締め付けられるような幸せな気持ちになれますね。
一対一のコミュニケーションなんだから、いちいち相手の名前を呼ばなくたっていいはいい。だけど、私たちが彼に話すたびに「○○君」と呼びかけながらそうすれば、私たちが「○○ちゃん」と呼ばれて感じた小さな幸せを、彼も毎回しゅわ、しゅわ、と優しいシャワーのように感じてくれるのです。変な比喩だけど、それこそボディブローのように、少しずつ愛情が伝わっていく。
あえて、名前をちゃんと呼ぶ。それだけで、気持ち伝わる。これがひとつめのエキスでした。
■「一番」じゃなきゃ嫌だし、「一番」って言わなきゃ伝わらない
これは実体験からですが、以前デートしていた男の人にこんなことを言われたことがあります。
「ただ単に『かっこいいね』『おもしろいね』って言われるとお世辞にしか聞こえないけど、『一番かっこいいね』『一番おもしろいね』って言われると、お世辞にはとても思えなくて、本気でうれしいよ男は」
これはすごくなるほどなーと感じたのをよく覚えています。私たちでも、「かわいい」と言われるのと、「一番かわいい」と言われるのを想像したとき、前者はなんか飲み会とかで酔った勢いで言われてるシチュエーションを思い浮かべるけれども、後者は断然、告白されてるか、それとも彼氏に言われてるかのどちらかしか思い浮かびませんもの。
思えば、私たちの自分の周りに「かっこいいなあの人」とか「この人おもしろい」とか思う人ってたくさんいて、そのことも男子は、彼氏は十分にわかっている。だからこそ、「一番」って思われないと意味がないと感じている。そして、仮に私たちが、「一番だよ」って気持ちでそう言っているんだとしても、「一番だよ」って言葉にしないとそのことは伝わらないんです。
だから、「好き」とか「かっこいい」とか「おもしろい」とか、そういう何かを伝えるときには「一番」と言いましょう。
「一番」は、本音と建前を切り分けるキーワードです。
■笑うだけじゃなく、「おもしろい」って言ってるところが座布団一枚
「思ったことをそのまま口にしちゃう」
この形容詞は、しばしばお馬鹿な人のことを指して使われることが多いものですが、恋愛の場面では違います。少なくとも私は、「とてもモテる女子。彼氏に愛される女子」を褒めるための言葉として使っています。
彼が何かおもしろいことを言ったとき、「アハハ」とただ笑うだけならまあ誰でもできます。だって、おもしろいから勝手に笑ってしまうし。だけどさらにそこで、(おもしろい)という感情を「おもしろい」と言葉にできる「脳→口」の直ルートが、男子にとってとてもウェルカム。
他にも、
「さみしい」と思ったときにストレートに(「別れたい」「他の男子とデートする」「気づかないの?」などと歪めずに)言えること。
「好き」と思ったときにためらわずに言えること。
「楽しい」と思ったときに素直に言えること。
「思ってることを、思ってるだけじゃなく、言う」
これは恋をすごくスムーズにしてくれますし、愛される近道にもなります。少なくとも私の知る限り、彼氏と良好な関係を築いている子たちがみんな実践していることです。
■おわりに
書きたいことは書ききったので、長々としたあとがきは書きませんが、最後にもう一度だけ言っておきます。
「けんじ君って、一番おもしろいよね」に込められた、
・名前を呼ぶこと
・「一番」と言うこと
・気持ちを言葉にすること
の3つのエキスを知っておいてほしい。そのために、このフレーズをぜひ覚えてほしい。この記事から得てほしいのは、それだけです。(遣水あかり/ライター)