「別れよう」と切り出されては終わる、「短命フラれ恋愛」が多かった場合、「なんで私はいつもこうなるんだ…」と、その原因を考えたことはありますか?愛をくれない男を選びがちだったり、不安体質のために愛が重くなりすぎたり。恋が終わってしまった原因を考え出すとキリがありません。
愛され続ける女は彼と一緒に成長していく
交際期間が長くなるにつれ、お互いへの情熱が落ち着いてくるというのはありがちなこと。相手のことがだいたい分かるようになってくると、四六時中お互いのことを報告する必要性も低くなっていきます。2人の気持ちが同じスピードで落ち着いていく分にはすれ違いなどの問題は起きないのですが、男性のほうが落ち着くスピードが速い傾向にあるため2人の間に温度差が生じ、それによって女性の焦りや不安、そして別れの原因になってしまうというわけです。
恋愛には、付き合い初め・慣れてくる時期・安定した時期(長期的な交際)など各段階があって、それぞれの段階に見合った距離感を保てるよう、成長していく必要があります。
恋愛初期のようなテンションで愛の言葉を強制したり、彼にべったりしているようでは、彼と一緒に成長できているとは言えません。
恋愛の段階によって、お互いへの関心に変化があるのは当然のこと。彼の心が離れてしまったのではないか?と焦るのではなく、恋愛の成熟を楽しむ気持ちが大切です。楽しんで交際しているうちにあら不思議。隣で幸せそうにしているあなたを見て、彼のあなたへの愛は、落ち着いていながらもどんどん積み重なっていくのです。
『愛され続ける力』を身に付けるには鈍感力を磨け
彼との関係を続けていくには工夫や努力が必要だと、どこかで目にしたことがあるかもしれません。確かにそれらを怠ると後悔する日が来ることは確か。けれど恋人との交際で工夫や努力をまったくしない人っていないと思うのです。ということは、愛され続けた試しのないわたしには工夫や努力が足りなかったのか?というと、そういうことでもない。
あなたに足りなかったのはむしろ『鈍感力』。
デート中の機嫌の悪さや、たまに素っ気ないLINEの返事。彼の一挙一動を思い出しては小さな不安が溜まっていくと「やばい、捨てられるかも」的な気持ちがこんこんと湧き上がってくる。あなたが気にしている彼の異変は、実はあなたには無関係なことがほとんど。原因違いで不安を訴えたところで、覚えのないダメ出しに彼が困惑するだけです。また、あなたを捨てようなんて微塵も考えていない彼に、突然異様に尽くしだすのも重い愛に繋がる可能性が。
不安に敏感にならなくていいんです。そんなことよりも幸せを取りこぼさないあなたでいてください。不安には鈍感に、幸せには敏感に。恋に悩める女子たちの合言葉にしていきましょう。
『一生モノのわたし』は今からでも作れる!
『愛され続ける力』は、才能なんていう恐れ多いものなんかじゃなくて、今日からでも身に付けていけるもの。フラれ続けた過去があるあなたにも愛される資格はちゃんとあって、彼の愛に見合うだけの素敵な女性であることは間違いありません。ただ勘違いしてはいけないのは、他力本願では『一生モノのわたし』にはなれないということ。あなた自身が自分の価値を認め大切に思うからこそ、彼からの愛が続いていくのです。
恋愛初期と比べて彼の愛情表現が変化したと感じたなら、それは2人の恋愛の段階がまた一歩進んだということ。悲観せず、少々鈍感に、今度こそ末永く続く恋愛を楽しんでくださいね。(ヒラタイカホノ/ライター)