どうもあかりです。
■お誘い段階→前戯
デートの「前戯」はどこかと聞かれると(そんなことを聞かれたことがある人はいないと思いますが)、きっと多くの人は「待ち合わせしてからちょっと経つまで?」みたいに答えるはずです。
だけどそれは、違います。
デートの前戯は、「土曜日空いてない?」と彼からお誘いが来てから、実際に会うまでのステージです。
エッチで「前戯」というと、お互いがお互いの体に触れて、相手の反応を確かめながら、挿入という本番に向けて自分と相手のテンションを相互に高めていく段階。そこでは、(とくに女子の場合)テクニックといったものよりも、「感度のよさ」と「彼を迎え入れる姿勢」こそが大切で、これがあればあるほど、男子は盛り上がり、興奮し、高まっていきます。
まさにこれがデートのお誘い段階でも当てはまります。「この日空いてる?」と誘われて「うん、大丈夫だよ」だけでなく「本当? うれしい!」「次のデートはここ行きたいなって思ってたの」とバンバン感度よく反応しつつ、単に「ノーじゃありません」と受け身に反応するよりも、「イエスよりのイエスです」とアピールしていくことが、とても理想的なデートの「前戯」の過ごし方です。
■待ち合わせからご飯まで→本番
肝心の「本番」部分ですが、こちらはおそらくご想像通り、「お疲れー」と待ち合わせをしてから、お店でご飯を食べるまでです。あ、もちろんエッチありのデートの日には、エッチまでが本番ということになりますね。
ここで、たくさん笑ったり、たくさん話したり、(実際にエッチをするんだとしたら)文字通りたくさん感じたりすることで、「とにかく感度よく、積極的にいこう」という点は「前戯」と共通する点で、みんなもよくわかっている点だと思うので割愛しますが、しいて言うなら、「前戯」のほうが盛り上がったということがないようにはしたいです。
よく、「前戯では彼女を満足させられるのに、本番では彼女があまり満足していなさそう」というエッチに関する悩みを男子から聞くことがありますが、このことはデートでも言えるでしょう。LINEでお誘いした段階ではあれだけテンションが高かったのに、実際に会ったら緊張しているのか、あまり盛り上がらないというのはぜひ避けたい。エッチでは「前戯」から「本番」へ行く段階で裸になるように、デートでも、カッコつけず、クールぶらず、イイ子ちゃんぶらないで、素直なままの(心理的に)裸の自分で臨みましょう。
■帰り道→後戯
デートでいう「後戯」は、駅まで歩いて、解散をするまでですね。
本番が終わったその瞬間、二人とも「すぴー」と夢の中では、なんとも”作業”チックでさみしいですし、あるいは、終わった瞬間に即シャワーに駆け込むのも余韻がなさすぎます。
この時間では、まあ実際に特別なことは必要ないのだけれども、ただ「今日はよかったよ」という気持ちをお互いに示してあげることが大切だと思います。
だけど、お泊りのときに本番が終わった後、「今すごく幸せな気持ちだけど、このままウトウトして眠っちゃって、朝になったらもうこのデートは終わっちゃうんだ」という幸福とさみしさとが混ざり合ったようなあの複雑な気持ちを、デートの帰り道でも、例えばさっきまでよりも強く彼の手を握ったり、さっきよりも少しゆっくりと歩いて駅に到着するのを遅らせようとしてみたりすることを通して、表現できたらいいですね。(遣水あかり/ライター)