どうもあかりです。
1.男子だって、「よそ見しないか」は結構見てる
「あの、ふたりで街を歩いているとき、ふたりでレストランで食事をしているときに、他の男をチラチラ見てないか、みたいな部分はけっこうちゃんと観察しちゃうかも」(メーカー/24才)
よく、女子が彼氏がデート中に他の女子に目移りしてるのを見てやきもちを焼いてしまうなんて話を聞きますが、これは男子も同じように気になるところです。冒頭でも書いたように、プライドが邪魔してなかなか「俺以外の男、見ないでくれよ」とは言えませんが、ばっちり観察はしています。
思えばこれは当然で、デートという、その相手にもっとも熱中・夢中になるべき瞬間で心が移ろってしまっているんだとしたら、デート以外、つまりふたりが会っていないタイミングで、いったいどれだけ他の男子のことを考えてしまうんだろうと心配になってしまうということですよね。実際に誠実かどうかにかかわらず、性格的につい気になって周りの異性を観察してしまうという人もいるでしょうが、やっぱりデート中は、我慢するに越したことはありませんよ。
2.LINEが届くときの対応はポイント
「判断が分かれるのは、デートのときに相手のスマホに異性からのLINEが届いたときかな。それでその場で返信しちゃうか、無視するかが分かれ目だと思う」(公務員/25才)
なるほど。そこでの対応の仕方で、その子の誠実さを推し量ろうとするということですね。私もこれは、ふたつの意味で方向性として正しいと思うんです。
ひとつは、1で書いたように、デートというのは、目の前にいる彼のことだけに夢中になるべきタイミングで、ここでLINEを送ったくらいで気を逸らされてしまっているようじゃ、「この人いったいどうなの?」という気持ちになってしまうから。
もうひとつは、「安心させるコツ」を知っているという意味で、その人は誠実さが優れていると思うんです。どうでもいい男子からのLINEなら、たしかにその場で返そうが、後で返そうが、結果的には同じこと。だけど、目の前にいる彼からしたら、「どうでもいい男子かどうか」はわからないので、仮に今返信してしまったら、「誰なのそれ?」って不安に感じてしまうかもしれない。だから、「彼のためを考えて」後回しにする。こういう行動がとれる子は、本当にモテます。
ちなみに、このシチュエーションでの100点行動は、「LINEが来たら、『ウザいなぁ』って表情をして、そのまま電源を切ってしまう」こと。「せっかく幸せなデートの最中なんだから、集中させてよ」という気持ちが伝わりますよ。
3.お酒の飲み方、知ってるかい?
「お酒は、女子の誠実さを語るうえで欠かせない要素になってくると思います」(飲食/26才)
たしかに、異性関係がだらしない女子は、お酒の飲み方が下手な人が多いイメージですね。実際に私も、今まで「彼女がお酒を飲むと結構酔っぱらうから、飲み会とかに行かせるのが心配」という男子の悩み相談を数多く受けたことがあります。それくらいに、男子は「お酒の飲み方が上手な女子」を重宝している。
彼がいる飲み会で、飲みすぎてべろべろになった姿を見られたことがある、飲み会の後、泥酔状態で彼に電話をして怒られたことがある、「お酒飲みすぎないように気を付けてね?」と本気で心配された、怒られたことがある、こういう自覚がある人は、今の恋愛、これからの恋愛において、「お酒」が自分の価値を下げかねない要素になり得ることを知っておいたほうがいいかもしれませんね。
4.「恋愛以外」が誠実
「なんだかんだ、恋愛で誠実な人は、仕事とか交友関係でも真面目で、逆に恋愛以外で真面目な人は、恋愛でも真面目だと思う」(フリーター/25才)
そりゃそうですよね。恋愛って、別に恋愛専用の別人格が行うものじゃありません。恋愛以外の活動をする自分とひとつなぎの、全く同じ人格が恋もするんです。
仕事や交友関係でも、やると言ったことをやらない、約束を守る、人のせいにする、すぐに人任せにする、謝れないといった不誠実要素を見せてしまいがちな人は、「恋でも不誠実なんだろうな」と思われてしまうのかもしれません。
恋のステージに入る前の段階で、つまりふだんの私生活の段階で、「この人は、恋愛になったら誠実か?」という視点で異性からは見られているということは意識しておいて損はないかもしれませんね。
おわりに
「誠実さ」の価値は単に「浮気をしない」というだけにとどまりません。一途で、一人の相手に愛情を全力で注ぐ分、相手が受け取る愛情は強い。誠実な人と付き合うと、より強く「愛されている」という感覚を味わうことができます。
そして、誠実な人は、相手のことを大切に愛することのお返しとして、「裏切ったらいけない。大切にしてあげないと」という気持ちを相手の心の中にも芽生えさせることができるので、誠実じゃない人よりもはるかに強く、誠実に、愛されることができるんですね。
誠実さは「私、誠実な人なんですよ」と口で言って伝えるものじゃありません。普段の言動、仕草から滲み出すようにアピールしていくもの。そういう意識を持ちながら、恋愛してみてくださいね。(遣水あかり/ライター)