どうもあかりです。
1.彼がしてくれていることを奪っちゃう系
まずはこちら。「奪っちゃう」といっても、彼の財布やスマホを盗むという意味ではありませんよ(知ってるわ)。奪うのは、モノじゃなくて行動です。
例えば彼がいつもふたりのためにやってくれている「土曜日会わない?」といったデートのお誘い。これを奪って、彼がこれをしてくるのに先回りで「土曜日会いたいな~」と伝えてみるだけでも、十分に「甘える」ことになります。いつも「好き」をいうのは彼からという場合に、これを今回は彼女から言ってみるというのも同様。
今までは彼がしてくれたこと。これをたまには自分から、やってみる。これだけでさりげないけど十分に効果的な甘えんぼの完成です。
2.無言系
甘えるのに言葉は不要です。だから、甘えることは国境・人種を超えるんです(どういうこと)。
「甘える」と聞いて男子が典型的に思い浮かべるもののひとつが、近寄ってすりすり。この甘えを演出するために何か言葉を発する必要はありませんから、仮にあなたが日本語を忘れてしまったり、逆に彼が日本語を話せなくなってしまったとしても、十分に通用する甘えです(どういう状況)。
し・か・も、「言葉がない」というのは、単に甘えることを簡単にしてくれているだけじゃありません。「好き」「愛してる」など、ときに言葉を使った愛情表現というのは、くどくて、言葉があることでかえって安っぽくなってしまうことってあるわけで、「無言」だからこそしっかり届く想いというものがあるのです。
3.弱音吐き系
男子にとって、「甘える」ことと「弱音を吐く」ことは、とても近いところにあります。
もともと人は、大人になってしまうと、ごくごく限られた人にしか悩みや不安を持ち掛けなくなります。だからこそ、自分が彼女にとってそれができる相手であることこそが、彼氏としての自分の価値の証明になる。弱音を吐くことは、「甘える」のもっともシンプルかつ究極的な形態です。だから、彼女から弱音を吐かれてそれをいやがる男子はいるわけがないし、いるとしたら、それは「付き合っている」という考えがただの勘違いなのでしょう。
もちろん、デートの最中ずっとネガティブな話題で通し切るのはよくないので、加減は必要ですが、「何かあったらまず彼氏に相談」というルールを作って実践するだけで、彼の甘えられたい、頼られたい欲求は大部分が満たされていきます。
4.「?」は見逃すな系
「なんのこっちゃ……」な小見出しですが、要は、「彼氏が『今、甘えていいんだよー』とアピールしてくれているときだけは絶対に逃すなよ」ということです。
「何食べたい?」「疲れてる? 大丈夫?」「なんかほしいものない?」といったなぜなに系の疑問文は、たいてい本音では「俺に甘えていいんだよ」の気持ちがあります。ここで遠慮したら、「あなたに甘えるような私なぞではない。見くびるな。決して」と強めの拒絶になってしまって、「かわいげのない彼女」の烙印をちょうだいしてしまう可能性すらあります。
これはわかりやすい甘えるポイントだと思うので、見逃さず、そして、文字通り「お言葉に甘えて」、しっかりと甘えてあげてくださいね。
おわりに
「甘える」というのは、単にかまってもらえるというメリットがあるだけじゃありません。甘え上手な人は、甘えることを通して「好き」の気持ちを自在に伝えることもできれば、ケンカなど気まずくなったときにも、甘えることでそのピリピリを解消することだってできる。甘える能力は、持っていて損のない、恋する女子にとってマストな武器なんです。
「正直、甘えるのが苦手」という人は、今回紹介したものからはじめてみてください。あなたの「甘えロード」はここから始まるのです。(遣水あかり/ライター)