デートで使うお店は、スポーツでいうなら試合会場と一緒。
1.点数よりコメント
まずは数あるレストランレビューサイトの使い方について。
まず間違いなく気になるのが点数なわけですが、これには以下の注意点があると思ってます。
・レビュー件数が少ないと点数が伸びにくい
・なんか異常に低いor高いと(実際に来店してみて)感じるお店が一部ある
・「憧れポイント」(「やっといけました」という理由で☆×5とか)が入ってる
レビューサイトによって点数のつき方には色んな基準・ルールがあるので一概には言えませんが、ただ「点数高いと必ずデートでも満足できる」と断言できないのは確か。
そこで、私が必ず確認しているのが「良くないと思った人のコメント」です。
例えば、「美味しいのに、店員さんの接客が悪くてもったいない」「タバコ臭いのがたまにキズ」といった理由で低評価をつけてる人がいるお店の場合、私はかなり警戒します。
こういったネガテイブ要素は、いくら料理が最高でも、いくらお店の雰囲気が素敵でも、それ一つでデートをぶち壊しにする破壊力をもったものだから。
しかも、そういう気になるコメントがひとつでもあるということは、同じことを感じたけど投稿してない人が一定数いるということ。
またこういうコメントをチェックするときに、その投稿年月が最近か、それとも数年前かは大切で、古いなら「改善されてるかも?」と期待が持てますが、最近なら……。
2.「友達の声」ほど信頼できるものなし
あとは、お店に詳しい友達を持つことも重要です。やっぱり、年代が近い、価値観も近い、そして嘘を言わないと信頼できる友達の意見ほど参考になるものはないなと思うわけです。
レビューサイトというのは、性別も、年代も、年収も、趣味も、食べ物の好みもバラバラな人たちの平均点に過ぎないので。
レビューサイトというのは、性別も、年代も、年収も、趣味も、食べ物の好みもバラバラな人たちの平均点に過ぎないので。
私は仲がいい友達何人かとLINEのグループを作って、「ここがよかったよ!」みたいなのを共有し合って、お互いにお店選びの参考にしていました。
3.ふたりで決めよう
最後は選び方というか、最後の「決め」の段階でのお話。
やっぱり最後の最後のジャッジは、ひとりでするよりもふたりでした方がいい。上でも少し書いたけど、「お店選び」というのは主観が必ず入り込む要素なので、私が「いい」と思っても、性別の違う彼がそれでオッケーかはわかんない。しかも、彼がきっとごちそうしてくれることが予約の段階で予測できるのなら、予算がどのくらいかも彼に確認させておくのがマナー。
なにより、万が一にもそのお店が失敗だったとしても、「ふたりで決めたし、しょうがないね」とどちらかが相手に責任を押し付けることにもならないので、いいですね。
あとは、単純に、そうやってふたりで一緒に決めることを習慣化しておくと、毎回わいわいと楽しみながらお店選びができるので、単に正確・ハズさないというだけじゃなくて、お店選びそのものを楽しむことができるというメリットがありますね。
おわりに
せっかく楽しみにしていたデートでも、お店がイマイチなせいで盛り上がることができないと本当に残念な気持ちになってしまいますよね。
お店の良し悪し次第で、デートの満足度は何倍にもなりますし、いくらでもマイナスになりえます。
お店選びが上手になると、私みたいに彼からお店選びを一任されてしまう憂き目に遭ってしまうかもしれませんが(笑)、それはそれとして、毎回素敵なお店でデートできるようになって、これはとてもいいことだと思うので、ぜひみなさんも、自分なりのハズさない「お店選び」のルールを持ってみてくださいね。(遣水あかり/ライター)