彼がいないと生きていけない!彼が何をしているのか気になって仕方がない!など、彼の存在が生活の中で大きくなりすぎると、それは「依存の恋」。
【なぜ依存になってしまうのか】
なぜ依存状態になってしまうのか。それはもちろん彼のことが「大好きだから」なのですが、もっと掘り下げると、「彼のことを失いたくない」「ずっと一緒にいたい」「自分のことだけを見て欲しい」という、自分の欲求が強いことを自覚すると思います。
つまり、“彼を思いやるゆとりのない状態”とも言えます。
彼が好きで、一緒にいたくてたまらない、みたいな感覚が強い人ほど起こりやすい状態かもしれません。もちろん、付き合いたてのカップルなんかは皆さんこのような傾向はありますし、ときめいて当然です。
ただ、そればかりにならないように、感情に押し流されないような工夫を取り入れることができれば、もっともっと恋は長続きしていくと思うのです。
【それぞれ個人の時間を大切にする】
きっと学校や仕事など、2人の間に共有できない時間帯は必ずあるはずです。
見えない時間は不安になりやすいですが、すべてを把握しようとすると、かえってストレスになってしまいます。
「いつもは昼休みに連絡が来るのに今日は来ない…おかしい」
「仕事仲間で飲みにいくのも心配」
なんて、中途半端に情報をいれてしまうと、かえって不安になる材料が増えていってしまうわけです。
知らない方が楽しめる場合もあります。
それぞれが勉強しているとき、仕事をしているとき、趣味の時間を楽しんでいるときは、彼のことはいったん置いておくような割り切った感覚が大切でしょう。
これが終わったら連絡しよう!
と、その方が目の前のことにも集中できますし、終わってから報告するのも楽しみにできますもんね。
【疑問や不安は小さな内に相談する】
特に、それぞれが仕事をしていたり、離れていることが多いカップルは、気持ちや行動を把握する時間が少ないため、誤解も生じやすくなります。
最初は「好きだから許せる」と思っていたことも、気持ちが落ち着いてくるとどうしても現実的な悩みや不安は出てきてしまうものです。
先ほどお伝えした、それぞれの時間を割り切って過ごすことで悩みを減らすことももちろん大切なのですが、それでもやっぱり不安や疑問は避けて通れないこと。
そんなときは、素直に思った通りのことを伝えてみましょう。
違和感のあることを、質問してみるのもいいです。
「仕事はどれくらいの時期が忙しいの?」
「私は週に一度は会いたいと思っているんだけど、どうかな?」
など、具体的であるほど素直でわかりやすいやり取りが望めるはず。
黙っていじけられたり、不満をためられるより、よっぽどこちらの方が彼も前向きな姿勢を見せてくれるはずです。我慢せずにこうして意見をすりあわせて行くこと、これが“支え合いの恋”なのです。