大恋愛をして置く
コレは私のケースだけだろうか、別に今の妻と大恋愛の末に結婚した訳でも何でもない、どちらかと言えばトントン拍子に事が運んで気付いたら一緒に成って居た。それでも数年の恋愛の後に結婚している。
妻をまず彼女と呼べる様に成るまでのあれこれ、彼女と成った妻に対するあれこれ、結婚を決意するまでのあれこれ、その一切合切が面倒くさいのだ。
正直言って、一生のうちで恋愛など一度きりで十分だ。
必ずしも万人に通じる方法論では無いだろうが、私を含め恋愛自体が煩わしい男性を数人知っている。
もっとも結婚後に使える手段でも無い。只、防止策として一度、恋愛時代のあれこれを話てみるのも良いかもしれない。逆に恋愛に焦がれて仕舞っては本末転倒なので、要注意かも知れないですが。
どこから浮気なのかをハッキリさせる
コレは結婚前に話し合って置くのが一番だと思うが、切欠さえ有れば切り出してハッキリさせた方が良い。
人間には理性がある。浮気みたいなものは理性に屈した結果で、一線を越えると云う言葉の通り、一線を越えてしまった状態だ。その一線がハッキリしてるか、曖昧かでは、捉え方が大きく左右される。それにより意志の強さが全く違ってくるものだ。
ハッキリとした線が見えてれば、越える前に踏みとどまれる。
もう一つ、誤解の解消にも成る。
異性と食事をしただけで浮気と考えるなら、私は浮気した事が有る事と成る。それでも私は浮気をして居ないと言えるのは、夫婦間でどこから浮気かをハッキリさせて居るからに他ならない。仕事で、付き合いで、致し方なく、例えば食事に係わらず、浮気と誤認される行為はあるだろう。
ハッキリどこから浮気なのかを決めておけば、変にやきもきする事も無いし、弁明の余地も残してあげなければ、収まるものも収まら無く成る。
何故浮気するのか?
何故、男は浮気をするのか?結局コレにつきるだろう。
浮気は男の嗜み、そんな時代背景も有るのかも知れない。それにしてもそれらは歌舞伎や落語等の古典芸能、芸に生きる者の考え方、生き方であり、男性全てに当てはまるものではない。
では浮気が絶えないのは何故なのか?本能と答える男性も居るが、それはこじつけとも言える。本能を理性で絆す事は出来るのだ。
それでも浮気をする夫の理由も十人十色で、何事も切欠や動機は有るもの。
その中でも大きく2パターンに別けられるのではないかろうか?
・妻もしくは家庭が窮屈。家庭逃避型
・妻よりも魅力的な女性に出会った。恋愛先行型
私の見てきた、会ってきた浮気者の夫は大方以上に別けられる。
それらに先手を打って置く事で、阻止とは云わないまでも、防止ぐらいにはなると思う。
家庭逃避型の対処
この手の夫は非常に多い。浮気をしないまでも帰りたくない夫を、私は嫌と言う程みてきた。恐妻家だったり父の威厳を失った夫、多種多様だ。
ケースバイケースなので、事細かに説明するのも難しいが、自己主張が強い男性は夫として、亭主としての立場が欲しい。
大いに起ててあげて欲しい。外だけでなく家の中でも、決して高麗鼠の様に働けと云う話しでは無く、やれる事はやってあげる。無理なら優しく御免なさい。それだけで良い。
子供の前で「まずお父さんから」なんて一言あるだけで、夫にしてみれば世界が変わった気分になるだろう。
ちょっと気を配ってあげる。コレは夫婦共に言える話ではあるが、声をかける時、返事をする時にちょっと語尾や表情を変えるだけで構わないのだ。
恋愛先行型の対処法
この場合は非常に難しい。極端な話どちらが先に出会っていたかって事になってしまうし、気持ちが其方にを向いてしまって居ては、引き戻すのは非常に厄介だ。
そうなる前に先手を打つ他無い。
昔の彼女も今は妻、つまり結婚してしまうと捉え方が恋愛対象では無く、家族愛にスライドする。コレはお互い様でも有るのだが、発想を逆転させれば良いだけの話で、夫も男として観てあげる。ずっとである必要なんか無い。偶に男なんだと思ってあげる。その時妻はきっと女に成って居る筈だ。
なんて事は無い、夫も男だったんだと思い出してあげるだけ。
こんな方法もある。子供が居るなら「パパはママのものだから・・・」そんな様な事を子供の前で言ってあげる。実際うちの妻が使うのだが、これ人の受け売りで、私もそれを承知しているのだが、まぁそれでもまんざらでは無く、悪い気はしない。