どうも、あかりです。
1.どんなときより笑顔意識
「顔が笑ってるか、真顔かが大切だと思う。怖い顔をしてるとこっちも身構えるし、逆に、優しい表情で伝えてくれていると、心を開いて聞けるよね」(接客/25才)
ネガティブなことを伝えるとき、ほかのどんなタイミングよりも笑顔が大切です。このときばかりは、演技でもいいので笑顔を見せてあげる。そうすることを通して、「傷つけようとしてるわけじゃないんだよ」というメッセージを伝えることができますね。
また「これ、やめてほしいな」という同じセリフを言うのとでも、怖い顔をしながら言うのと、明るい顔で言うのとでは、声のトーンも大きく変わってきますね。
2.せめて体だけは近くね
「マイナスなことを人に言うときは、その人に触りながら言うと良いって聞いたことあって、これは本当にそうだと思う」(広告/24才)
ネガテイブな話題を話しているとき、あなたと彼はものすごく心理的に離れています。どちらかというと、彼があなたから逃げている。そりゃそうですね。好きな人からネガティブなことを言われるのはそれなりに辛くて悲しいですから、「聞きたくない」という気持ちで心が逃げに回ってしまいます。
だからこそ、そうやって心理的に隔絶がある分、身体的に直接触れ合うこと。それによってお互いの心が硬直せずに、柔らかい気持ちで話題を進めることができる。そういう話題を伝えながらさりげなく彼の手に触れてみたり、あるいは、ベッドの中でゴロゴロしたりしているタイミングをあえて選んで伝えてみたり、そういう工夫が大切かもしれません。
3.To Doを示してあげる
「『じゃあ、具体的にどうしてほしいの?』を見せてあげることが大切だと思う。ただの文句は、一番誤解のもとだと思うので」(メーカー/26才)
「じゃあ、これから自分はどうすればいいの?」恋人からこう切り返されたり、逆に恋人に何かを言われてこう言い返したことはありませんか? 「ただ思うままに伝える」だけだと、思いをぶつけられた相手はそれをどう受け止めたらいいかわからなくて、自分の何が悪かったのかがあまりわからないから、ただ「嫌いだ」という抽象的な感情をぶつけられた気分になってしまいます。
「どうして女子とLINEするの? それ私嫌なんだけど」みたいに伝えるところを「こういうときには女子とLINEするのはやめてほしい」「こういう女子とLINEするのはやめてほしい」とわかりやすく示してあげるべき。
「さあ、私の気持ちがわかったのなら、あとはどうすべきかは自分で考えなさい」という伝え方が、一番ケンカや誤解のもとになります。もしも彼にやってほしいことがなくて、本当に気持ちをわかってほしいというだけのときもあると思いますが、そういうときには「別にどうしてほしいってことはないんだけど、気持ちだけわかってほしいな」と前置きした上で伝えられたらいいかなぁと思います。
おわりに
付き合ってしばらくは、「好き」をどうやって伝えるかがもっぱらの悩み。だけどそこから次に、「嫌い」をどうやって伝えていくかという一段上の悩みにシフトしていくはずです。そんな初級者から中級者へのステップアップの際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。(遣水あかり/ライター)