いきなり結論を言ってしまいますね。
1.俺と「だけ」目を合わせてくれない
「いくら美人でも、同じ空間にいて目が合わないと、『絶対俺に興味ねー』ってなって、諦めるというか、そもそもそれ以前に期待すら持たない。そういう人がコミュニティにひとりはいる」(大学院生/25才)
これの面白いところは、結局こう思っているのは、ある特定の男子だけじゃなくて「その子の周りの男子みんな」というところですね。要するに、みんなが「俺と目合わせてくれないし、興味ないんだろな俺に」と思ってる。
男子が「あの子はすごく愛想がいい」というとき、「目が合う」「目を見て話してくれる」という要素は必ず満たしている。
そして、ただ目を合わせるだけじゃなくて、目を合わせた瞬間、頻繁に笑顔になっている。
目を見て、笑う。これだけでその異性をある程度は受け入れている、認めているというメッセージになるんです。
2.大人数の場所にいない
「つるむのが嫌いというか、あんまりみんながいる場所にこない人は、あんまり男子から見ても近寄りがたいって感じると思うよ」(コンサル/26才)
「ノリ」も大切ですよね。溶け込む勇気。
いきなりふたりきりのデートから始まる関係なんてありません。まずはみんなで会って、話して、その中で少しでも惹かれ合ったふたり同士が、「この人いいかも」と思うからこそ、ふたりきりで会う流れになる。
たしかに大人数で会うのって疲れるし、それこそ「つまらなかったらどうしよ」とか思ってしまうんですけど、そういうコミュニティ内での関わりを持つことが、その中にある(かもしれない)出会いやモテのきっかけになるんですよね。
大人数の場に行かないというのは、「その場にくる予定の誰に対しても興味がありません」という意味にもとられてしまうので、「あの子は、このコミュニティのどの男子も眼中にないんだな」というようにも捉えられてしまいがちなんです。
3.「してもらえる」のが当たり前
「ちやほやされるの待ちというか、質問されたことにだけ答えて、こっちには何も聞いてこないみたいな子は、いくら美人でも厳しいかも。たしかにかわいいのはすごいと思うけど、男子はなんだかんだ『好きな子のタイプは?』『彼女いるの?』とか聞いてくれる、そういうわかりやすい子がいいんだよ。自分から何も発してくれない人は難易度高すぎ」(ウェブ系/24才)
綺麗だと、どうしても周りの男子が勝手に持ち上げてくれたり、世話を焼いてくれたり、話題を振ってくれたりするので、例えるならホストクラブにいる女の人みたいな状態になりやすいんですよ。でも(少し例えば悪いけど)、男子が望むのはむしろ逆で、ホストクラブにくる女子じゃなくて、キャバ嬢みたいな、「なんで?」「すごいね」「何が好きなの?」とアクションをたくさんくれる女子。そういう子の方が、何を考えているのか、自分のことをどう思っているのかがわかりやすいから、誘いやすくて、アプローチしやすくて、好きになりやすいんですよね。
おわりに
今回は、「美人だけどモテない子」を軸に、「愛想って何?」というのを少し掘り下げてみました。負け惜しみって思われるかもしれないし、実際ただの負け惜しみなのかもしれません。でも私は、そこまで美人じゃないけど、でも、ダントツの美人よりもすごくモテてて、幸せそうな、そういう子の方が憧れるし、そういう子になりたいなって思って今まで生きてきました。みなさんも、もしもそうなら、一緒に頑張っていきませんか?と、思うわけです。(遣水あかり/ライター)