さて、前回、前々回に引き続きお届けしている「「ときめき」感じて胸キュン」シリーズ。
■めちゃ怒る
失敗をしてしまったとき、真剣に凹むのが一番アウトです。こういうときは、とにかく真面目にブルーになっちゃいけない。だって、失敗をしてマジで落ち込んでいる女の子を目の前にして、男子はどうしたらいいかわかんないから。
だから、ピンチのときは逆ギレでもいいからとにかく明るく凹む。「ちょっと~! 今の誰かに言ったらマジで怒るから!」とか言いながら、露骨に動揺する。そういうわかりやすいリアクションをしてはじめて、男子としてもようやく素直に笑えるし、あなたのことをイジれるようになる。やっぱりね、失敗したときってイジってもらうのが一番楽なんですよ。
それに恋では、単にイジってもらうことが楽っていうだけじゃありませんよ、メリットは。
普段は冷静で、大人しくてあんまり感情を露わにしないような女子が、こういうムキになって怒って感情をむき出しにしちゃってる状態って、やっぱりかわいいんです。男子から見て。圧倒的に。
■弱みを握りあう
弱みを握られたら、弱みを握り返すのが最適です。でかめのおならを披露してしまったら、「でも、私もこの前あなたが鼻くそこっそりほじってたの見たんだからね!」と、こちらも武器をつきつける(一体どんな二人だよ)。
この「脅しあう」構図というのは、一見険悪に思えるものの、実際にはただのイチャイチャです。お互いがお互いの弱みを握りあうというのは、実は特別で喜ぶべきことです。「自分はこの人に自分の恥ずかしい部分を知られている。」「自分はこの人の恥ずかしい部分を知っている。」というのは、どちらも、その相手に対して精神的に深いつながりを感じやすくなる要素だからです。
まだ相手の弱みを知らなかったら……それは難しいですね。でもまあ、だいたいの男子は女子よりもずぼらで不潔で抜けてるので、一個くらいはあるでしょうきっと。見たけど見て見ぬふりをしていた「隠し玉」が。
おわりに
男子ってもともと女子の「ピンチ」「弱み」が好物です。イジりがいのある女子のことが男子はみんな好きでしょ?
だいいち、彼らが女子と付き合って一番楽しみにしているでおなじみな「エッチ」。あれなんて、「好きな人の裸(一番恥ずかしい姿)を見たい」という「弱みを知りたい」欲求の究極形です。
ピンチはチャンス。ピンチはチャンス。ピンチはチャンス。
だから恋愛では、この言葉は間違いなく真実。
みなさんがピンチをチャンスに変える魔法を体得したところで、今日の魔法教室を終わりにしたいと思います。では! バサーっ!(ほうきに乗って飛び去る音) (遣水あかり/ライター)