1.自分とは正反対の人を探す
「とっても飽き性な私。趣味も習い事も長続きしたためしがない。だから、付き合うのなら、ひとつの物事にハマり込める男性がいいと思っていた。純粋にそういう男性に興味があったし、たとえ、相手がオタクくらいのレベルで何かにハマっていたとしても、魅力を感じる自信があった。それで、本当にそういう男性に出逢って、恋に落ちたら、自分にないものを持っているから、いつも刺激的な関係を保てているよ」(25歳/金融)
自分にないものを持っている人は、非常に魅力的に見えますよね。お互いにないものを埋め合うこともできますし、理想的な関係を築ける可能性も高いでしょう。自分とは正反対の個性を持つ男性を探すのは、幸せになるためのひとつの手段として、非常に有効だと言えますね。
2.ムカつく相手と付き合ってみる
「逢うたびにイライラしたA君。しょっちゅうケンカもしたし、お互いのプライドをボロボロになるまで傷つけあったと思う。でも、A君としばらく距離を置いたら、さみしくって…。自分がどれだけA君を必要としているのかわかった。自分から折れるなんて、プライドが許さなかったけど、どうしてもA君が必要だと感じたから、謝罪して、素直な気持ちを伝えた。すると、二人のこれまでの関係が一変して、ケンカもなく、最高に幸せな関係に!」(32歳/事務)
イライラするということは、感情を大きく動かされている証拠。自分のプライドを傷つけられるほど、深くまで切り込んでくる相手というのは、クールな付き合いが一般的とされる現在では、稀な存在だと言えます。お互いに傷つけ合ったからこそ、自分の気持ちも相手の大切さもわかったのでしょう。やはり、自分を知り、素直になることは、相手との関係を築くうえで、とても重要なことなんですね。
3.一緒にいて楽な相手に目を向けてみる
「10年来の男友だち、恋愛対象として一度も意識したことがなかったけど、大失恋をしたときに、その人が必死になって慰めてくれて、もしかしたら、私はずっと男友だちのような男性を求めていたのではないか、と気づいた。そのことを、相手に素直に伝えて、その友だちと付き合うことに…。今は、これまでにないほどの安心感のある付き合いができている」(27歳/販売)
幸せとは何だろう?と突き詰めていくと、それは安心感だったりしますよね。この女性もそれまでは刺激的な恋ばかりを求めているタイプでした。でも、長年の男友だちの優しさに包まれて、本当に自分が求めている男性像がどんなものなのか知ったのです。身近な存在である男友だちは、つい恋愛対象としてスルーしがちですが、改めて見つめ直してみることで、実は一番、自分にとって必要な男性だった、なんてこともあるでしょう。
4.自分の理想を思い切って捨ててみる
「私には、昔から男性に対して確固たる理想があって、それに固執してきたところがあった。でも、このままじゃ絶対に幸せな恋ができないと思ったから、これまでの理想を少しずつ捨てていった。具体的な方法としては、タイプでない男性に出逢ったとしても、相手の良いところを探すよう心がけたの。そしたら、半年も経たないうちに、自分にピッタリな相手と出逢えた」(29歳/デザイナー)
理想を持つことは、素晴らしいことだと思います。ですが、それに固執して他を排除してしまうのは考えもの。特に男性に対する理想が高すぎると、幸せな恋愛から遠ざかってしまう危険性があるでしょう。一度、すべての理想を捨ててみれば、本当に自分に合う異性が見つかるかもしれませんね。
さいごに
いずれのケースも、ありのままの自分の気持ちと向き合ったことで、より自分らしく輝ける相手を見つけています。まずは、裸の自分と向き合ってみる…きっと、それが幸せな恋を手に入れるための早道となるでしょう。
(羽音/ハウコレ)