「好き」ってたくさん言われたい。
1.猫ちゃんたちを見習おうゼ
「大好きだよ」と自分から言ってみたり、「ねえ、私のこと好きなの~?」と促してみたりするのは、なかなか私たち女子にとっては高いハードル。
だけど、「好きだな」「かわいがってほしいな」と感じたときに、とくに何も発言はしないけれども、とりあえず彼に近づく、スキンシップをとるという「猫ちゃんスタイル」は、難易度的にも低く、かつ効果てきめんな方法。
思えば男子は、なんの前触れもなく、それこそスマホをいじってる私たちの肩を揺すって、自分の方を向かせて、「なあ、おい、好きだぞ!」と言ってくるわけではありません。
必ず「そういうムード」の中でそう伝えてくる。彼女が繋いでいる彼の手をぎゅっと抱き寄せて腕を絡ませてきたり、部屋でふたりきりでいるときに頭を肩に乗せて来たり、そういう甘えんぼモードな彼女を見かけて、それを精神的に抱きしめるように優しく「好きだよ」とささやきかけてくるものです。
彼の「好きだよ」の一言は、私たちの「好きだよ」の態度から生まれるものなんですよね。
2.電話は狙い目だゾ
もう一つ、彼らが「好き」と言ってきやすい典型的な場面というのが、電話です。
直接顔を合わせていないさみしさと、それから顔を見ていないおかげでちょっとだけ勇気が出やすいせいで、彼らは電話越しだととても頻繁に「好きだよ」と言ってくれます。
また、そういうシチュエーション的な簡単さだけじゃないかもしれません。
例えば、私たち自身から彼に電話をかけた場合。それはもう、言ってしまえば私たちから彼に会いに行ったに等しい(等しくはないかもだけど、ベクトル的には同じ)積極度なわけです。
そんな彼女に対して「電話かけてくれてありがと」「電話するほど俺に会いたかったのか」という気持ちから、「好きだよ」のご褒美がもらえるというのもあるのかもしれませんね。
3.「反撃」は欠かさずにナ
あとは最後に、彼から「好きだよ」と言ってもらった後、きちんと「私も大好き」って言ってみたり、「ん~♡」とすりすりしてみたり、彼の気持ちに毎回応えている彼女さんは、彼からまた次も同じように「好き」と言ってもらいやすいでしょう。
「好き」とせっかく伝えても、リアクションが薄かったりして「せっかく勇気を出して気持ちを伝えた甲斐」がないような相手には、彼もまた同じことをしようという気持ちにはなりにくいかもしれませんからね。
おわりに
結局、「好きだよ」の一言を引き出すのが上手な彼女は、彼氏にたまたま男気があるということよりも、そう言わせるだけの「仕掛け」をうまく仕込んでいることが多いのかもしれません。
「好きってなかなか言ってもらえないなー」とただ不満に感じているだけじゃなく、彼にそうさせるような、こちらからそのセリフを呼び込むような、ちょっとした一工夫が大切なのです。(遣水あかり/ライター)