こんにちは。いつもガールズレスキューにたくさんのご相談をありがとうございます。ライターの城山ちょこです。今回、私がお答えするご相談はこちら。
・プライバシーを大切にする
「真ん中で育った俺は他人に干渉されるのがどうも苦手…。だから逐一、彼女に『どこ行ってたの?』『誰と飲んでたの?』とか言われるとうるさくて面倒になってきちゃうんだよね。付き合ってたって、同棲してたって、プライバシーは大切でしょ。そこに理解がある彼女だったから結婚できたんだと思う」(26歳/広告)
小さいころからあまり家族からの干渉を受けずにきた真ん中っ子は干渉されることに慣れておらず、負担に感じる傾向に。お世話焼きの長女は何かと彼を心配して力になれないかと距離を縮めようとしますが、彼にとっては彼のプライバシーがしっかり守られていることのほうが安心に繋がるようです。
・意見を押し付けない
「『こうすべき!』みたいに上から目線で意見を押し付けてくる人とは長続きしない。親身になってくれてるのかもしれないけど、こっちからしたら大きなお世話だよ。自分のことは自分で全部決めたい」(24歳/証券)
姉妹たちのお手本になり背中を見せてきた長女は人に色々指導したくなっちゃう性分の人が多いでしょう。そして悪気はなくとも、妹や弟を諭すように上から目線になってしまうんですよね。どんな時にも自分で意思決定をする癖がついている真ん中っ子はその押しつけがましさにうんざりしてしまうんだとか。カップルは支え合うものですから相談にのったり、アドバイスしたりというのはいいことですが、彼を自分の考えに従わせようとせず、彼の考えの幅を広げてあげるようなスタンスがよいのかもしれません。
・さりげないフォローを忘れない
「基本、自分のことはなんでも自分でできるし、特に彼女に何かしてほしいなんて思ったことなかったんだよね。でも、仕事ですげー疲れて帰ってきたときに合いカギで家に入ってた彼女が超おいしい手料理を作って待ってくれてて、その優しさに感動した。そういうお世話の焼き方がなら大歓迎!結婚するなら絶対この子だ!って確信して今婚約中だよ」(29歳/コンサル)
一人でなんでもできるし、干渉も嫌う、だったら私の存在って…と思ってしまいそうですが、彼らは実は寂しがりや。自立してたって、というか自立していることで周りから手を差し伸べられた経験が少ないからこそ、心のどこかでは構われたい、甘えたい願望が渦巻いているのです。
だからさりげないフォローが彼の心にぐっとくるのです。そこは世話焼き長女気質の出番ですね!
・誠実、一筋アピールを欠かさない
「恋愛に熱くなったり、ロマンチックなことを言ったりするのは苦手だけど、彼女の一筋な愛を受けたら、自分でもびっくりするぐらい幸せを感じたと言うか…。家庭を持ちたい願望は前々からあったから、若かったけど、すぐに結婚を決めたよ」(25歳/メーカー)
おそらく兄弟姉妹の中で一番手をかけずに育てられた真ん中っ子。親の愛情を一身に受けた経験のある長子や家族のアイドル末っ子とは違い、一番に愛されるという経験に飢えている傾向に。だからこそ、一見、クールに見えても、どっぷり愛されたいとか自分の家庭を持ちたいという願望が人一倍強い人が多いのです。長女の生真面目さでまっすぐに彼を愛してあげて。
おわりに
長女×真ん中っ子のカップル。「世話好きで手も口も出したい長女」と「ほっといてほしい自由人な弟」のようになってしまうのでは?という部分もありますが、ちゃんとラブラブになって幸せに過ごしているカップルもたくさんいます。だから相性が良くないという噂を鵜呑みにしてショックを受ける必要なありませんよ。
そもそも、長女だって真ん中っ子だって十人十色。傾向はあるものの、それよりも個人の特徴による部分も大きいはずです。固定概念ではじめから先入観を持つよりも、あなたの目でしっかり彼を見て恋愛するようにしましょう。(城山ちょこ/ライター)