デートの楽しみのひとつでもある、大好きな彼との食事の時間。せっかくなら、「美味しいね♡」と会話を楽しみながらご飯を食べたいですよね。
○誰と、どこで、何を食べたい?
みなさんはデートのとき、どのような場所でどんな食事がしたいでしょうか。
「美味しいと有名なお店で食事を楽しみたい」「静かなお店でお酒を飲みながらゆっくり話したい」「がやがやした大衆居酒屋で気楽に騒ぎたい」等、好みは人それぞれですよね。
「記念日は少し素敵なレストランに行きたい♡でも、普段は肩肘張らないお店がいい」というように、その日の気分に合わせて食事の場を変えたいという女性も多いでしょう。
そんな女性の要望を的確に読み取りお店を予約してくれる男性は、それだけで印象が良く見えるもの。こういったお店選びのセンスや、食べ方、お酒が入ったときの態度等、食事中に得られる相手の情報は少なくありません。
男性が気になる女性にアプローチをかける際、ほぼ100%と言っていいほど食事にさそうのは、食事を通してあなたのことをもっと知りたい、というサインなのでしょう。
○「食に対する価値観の違い」がストレスになる
何度か食事に行くうちに、相手の食の好みもわかってくると思います。食べ物の好き嫌い程度であれば気にならないかもしれませんが、そもそもの食事に対する価値観が違う場合もありますよね。
多少高くても美味しいものを少しだけ食べたい彼女と、安さ重視でおなかいっぱいになりたい彼氏。
食事も大事なコミュニケーションな時間だと思っている彼女と、食事はあくまでも栄養補給だと思っている彼氏。
食事を終えた後もゆっくりお茶を飲みながら話したい彼女と、食べ終わったらだらだらせずにすぐに席を立ちたい彼氏。
このように、お互いの食事に対しての意識がまるで違うと、せっかくのデートも楽しくなくなってしまうと思いませんか?
中には、「彼と一緒ならどんなお店で何を食べたって楽しめる♡」という女性もいるかもしれません。しかし、もし仮に結婚すれば、食事はもはや生活の一部になります。付き合っていた頃には気にならなかった意識の違いが積もりに積もって爆発!なんてことにもなりかねません。
○お互いの価値観を否定せず歩み寄ることが重要
他人同士である以上、お腹のすくタイミング、間食の回数、飲酒の有無など、趣向の違いはあって当然です。食事の趣味が合わない彼に対し、「価値観がまるで違う!別れよう!」なんて焦らないでくださいね。
重要なのは、はじめから「価値観が一致するかどうか」ではなく、「異なる価値観を理解する姿勢があるかどうか」です。
彼はあなたに対し、「俺、食べるの早いの癖で…。ゆっくり食べてね」「俺はお酒弱いけど、もしお酒が好きなら遠慮しないで飲んで欲しいな」「堅いお店は苦手だけど、誕生日は君の好きなレストランに行こうか」など、気遣いをしてくれるでしょうか。
このように、もし食の趣味が合わないとしても、異なる価値観を理解し尊重してくれるような相手であれば、ストレスは感じにくいですよね。お互いに相手の趣向を否定せず受け入れることで、正反対だったはずの価値観が似通ってくる場合もあります。
食の好みがぴったり合うに越したことはありませんが、もしそうでなくても歩み寄ることはできます。楽しい食事の時間を共有することで、より一層ふたりの距離を縮めちゃいましょう♡(ROI/ライター)