#女子会 #昼シャン #自分へのご褒美
○キラキラした生活への憧れ
「朝はスタバのカフェラテと共に出勤、仕事をバリバリこなしたあとはヨガや英会話など日替わりの自己投資の時間にあてる。夜はサラダ中心の食事に、寝る前の半身浴とマッサージはどれだけ疲れていても欠かさない。休日は女友達と外資系ホテルのアフタヌーンティーで近況を報告し合い、スパや美容院、ネイルサロンでメンテナンスに勤しむ。ふいに訪れた連休には、思いつきで海外旅行へ行くことも…。」
まるで女性誌の特集のようなライフスタイルを実践し、充実した毎日を送るキラキラした女性。見た目や生活の華やかさだけでなく、仕事への真摯な姿勢や、努力を怠らないストイックさに、憧れを抱く女性も多いのではないでしょうか。
もし「私も○○さんみたいになりたい!」と感じたら、自分がその女性のどこを見て素敵だと感じたのか考えてみましょう。仕事を頑張っているところなのか、素敵な恋愛をしているところなのか、美意識が高くセンスが良いところなのか…。しっかりと分析することで、自分に今足りていないもの、今後すべき努力が見えてきます。
○そのキラキラは本物?偽物?
中には、「キラキラした生活の真似をすること」だけを目的としてしまう女性もいます。なぜその女性が輝いて見えるのかという分析を怠ると、「キラキラした生活をして皆から羨ましがられている」という物事の表面しか見えなくなってしまうのです。
憧れの女性が行っていたお店、着ていた服、泊まっていたホテル…。それらの本当の価値を考えることもなく、真似をすれば自分も憧れの対象になれる!と、他人から羨ましがられるためだけに写真を撮り続けるのは虚しいと思いませんか?
SNS上では、誰でもなりたい自分を演じることができます。毎日充実しているかのように見えるアカウントの写真は、誰かの理想が詰め込まれた実現不可能なライフスタイルである可能性もあるのです。
○なんちゃってキラキラ女子の末路
男性から見ても、充実した私を見て!というアピールの強すぎる女性は近寄りがたいようです。THEモテ女キャラを演じていたせいで男性から敬遠される、というのは本末転倒ですよね。
理想の自分を演じることで快感を得られるのはほんの一瞬です。虚構の理想を追い求め続けても一向に満足感は得られず、他人に羨ましがられることでしか自分の立ち位置を確認することができなくなります。
周りがその薄っぺらさに気付き離れていくか、自分自身が現実と理想のギャップに疲れ果てるか、いずれにせよなんちゃってキラキラ女子の生活には終わりがきます。
いいね!がたくさんもらえるような写真撮影に必死になるよりも、地道に勉強したり仕事に打ち込んだりした方が、理想の自分に近付くための近道になることは明らかですよね。
○キラキラしたいのはなぜ?
「キラキラ」と「キラキラっぽい」は全く違います。輝きというのは大声で主張するものではなく、内面からじんわりとにじみ出るものです。
輝いている人を見て素敵だと感じたのはなぜなのか、なぜその人のような生活が送りたいと思ったのか、その理由をしっかり考えることが真のキラキラ女子への第一歩なのです。(ROI /ライター)