ライターの山田 芽依です。
二択で悩んだ結果、全く関係のない男性と結婚した女友達
友人のリカ(仮)は、ずっと好きな男性がいたのですが、恋愛対象としては見てもらえていませんでした。
また、リカのことをずっと好きでいる男性がいたのですが、こちらの男性のことは、リカが恋愛対象としてはどうしても見ることができないという状態。
「どちらを選べばいいのか分からない」と、リカはいつも悩んでいました。
リカが二択で悩むようになってから一年ぐらい経過したある日、リカは突然「近いうちに結婚することになりました」と、うれしそうに、筆者を含めた友人たちに報告。
いきなりの急展開に、どちらを選択したのかと誰もが注目しましたが……なんと、リカの結婚相手の男性は、二人の男性のどちらでもなく、全く関係のない男性だったのです。
リカは、気晴らしに参加した合コンで知り合った男性と意気投合し、付き合うことに。
その男性は結婚願望が強く、リカもその男性と結婚したいと感じたので、おもいきってすぐに結婚することにした、とのことでした。
そんな突然の結婚宣言でしたが、実際に二人は結婚して、今でも幸せそうに暮らしています。
そもそも、二択で迷うならどちらの男性にも決め手がないから
リカのケースのように、二択で悩んでいたのに「最終的に選んだのは全く関係のない男性だった」ということは、珍しくないようです。
そもそも、ご縁がある相手と出会っているのであれば、二択で悩むようなことにはならないでしょう。必要はないのです。
いくら「自分が好きな人」でも、まるで相手にされていないのであれば、付き合うことはできません。
「自分のことを好きな人」のことも、自分が好きになれないなら、熱烈に好かれていても、付き合うことは難しいでしょう。
恋愛ドラマや少女漫画のように「自分が好きな人」と「自分のことを好きな人」、両方から誠実に思われていて、なおかつどちらも魅力的……なんていうことは、現実にはまず起きないものです。
「自分が好きな人」は魅力的だけれど自分のことは好きではない、「自分のことを好きな人」は自分のことを好きでも魅力的には感じられない、つまり、どちらも付き合うことができない。現実は、そんなところだと思います。
二択で迷ったときは、他の男性にも目を向けよう
それでも「自分が好きな人」と「自分のことを好きな人」で悩んでしまう気持ちは、よく分かります。
そんなときは、他の男性にもあえて目を向けてみてはいかがでしょうか?
「もうただでさえ二人の間で悩んでいるのに、そんな軽いことはできない!」と思われるかもしれませんね。
ですが、言ってしまえば、どちらかと付き合っているわけではないのですから、他の男性に目を向けようと、自由なのです。二択で迷っているときこそ、他の男性のことを冷静な目で判断することができるかもしれません。
もちろん、無理やりでも誰かと付き合えという意味ではないですし、どうしても二人のどちらかと付き合いたいからこそ、悩んでいるということであれば、悩む価値はあるでしょう。
ただ「本当に好きな人と出会えたときは、他の男性が選択肢に浮上することは少ない」ということは、頭に入れておいても損はないと思います。(山田 芽依/ライター)