友達や彼との約束。約束したときはウキウキだったはずなのに、その日が近づくにつれ、なんだか憂鬱に…。ああもうめんどくさい!もういっそ断りたい!
なんで憂鬱になるの?
約束したときは嬉しかったし、なんなら自分が乗り気だった。それなのに、いったい全体どうしてだんだん憂鬱になるんでしょう。
そんな、漠然としたモヤモヤの正体は、複雑で人それぞれのようですが、「不安」と「めんどくさい」が大きな要素のよう。
うまく楽しませられるかな?相手にがっかりされたらどうしよう…という不安や、着ていく服はどれにする、天気はいいのかな?といったこまごましたことを気にするめんどうくささ。気持ちはわかりますが、深く考えてもどうにもならないことばかり。期待値が大きいからこそ不安になるんだな、とプラスに考えてみましょう!
ドタキャンは防げる!
急な仕事や体調不良、のっぴきならない事情は別として、この「なんとなく」からくるドタキャンは防ぎようがあるんです。
たとえば、予約や持ち物の一部を自分が担当してみる。下調べや予約って、いちど経験してみると大変さがわかるもの。グループでの約束は、なにか持ち物を担当すると「わたしがいなくちゃ」という気にもなれます。
あとは、ちょっと難しい人もいるかもしれませんが、デートの約束はなるべく間際にする、というのもひとつの方法です。約束から当日までが長ければ長いほど、それについて考える時間もあるわけで、あれやこれや、いらない心配までしてしまうものなんですよね。先の予定は楽しみですが、目の前のスケジュールなら「面倒」と思う暇もナシ。特別な日のデート以外は、間際に決めてもいいかもしれません。
それでもドタキャンしたいとき
それでもやっぱり断りたくなったら、いかに誠意を見せるかが大事。そのために、「行けなくなった」と結論から先に言い、キャンセルの理由は簡潔に言うようにしましょう。いろいろと前置きが長いと、「ほんとかなー?」とかえって不信感を抱かせるし、特に男性は、結論のはっきりしない回りくどい話を嫌うもの。対男性では、あっさり理由を言うと良いと思います。
気をつけてほしいのは、「心配させる嘘」は言わないこと。少しおおげさですが、「親が病気になって」と言ったら実家に電話をされてしまった!なんて話もあるんです。ちょっとした嘘はエッセンス程度にとどめておいて、あまり盛りすぎないでくださいね!
どんな間柄の相手でも、結論を言って理由は分かりやすく言う、これがドタキャンのひとつのポイントですが、大事なことがさらにもうひとつ。
それは、必ず「埋め合わせ」をすること。代わりがないと、相手は「大切に思われてない」とがっかりしますから。あまり先の約束は、また墓穴をほりかねないので近い日を提案して。身勝手なイメージがつかないよう、あくまで「下から」お願いしましょうね。
憂鬱になるのは仕方ないことかも
不安があるところへ行くのに、憂鬱になるのはある意味当然の心理。でも、おっくうな約束も、いざ行ってみると楽しいことがほとんどで、帰るころには会えてよかったなーなんて思っているはずです。
また、こんな人って自分だけじゃないのねーって思えると、「約束」への気持もちょっと楽になってきますよ。工夫次第で事前に防げるドタキャンもありそう。「じわじわ憂鬱現象」がやってきてもあんまり考えすぎないで!(白石結衣/ライター)