小川今日子(吉岡里帆)と星名漣(向井理)の奇妙な間柄と、吉崎幸次郎(桐谷健太)の三角関係が話題のドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)。
1.「自分には彼しかいない」と思い込みすぎている
オドオドと挙動不審なことから、「キョドコ」のあだ名がついた今日子。キョドコは普段から「こんな私」「どうせ私なんか」と、自己評価がかなり低め。そのため大学時代の先輩・星名に優しくされたことをきっかけに、彼に依存するようになってしまいました。
「こんな私を受け入れてくれるのは星名さんしかいない」と思い、星名の言うことであれば何でも聞いてしまうのです。
このような場合は、自分に自信を持つことが大切。たとえば恋愛ではうまくいかないことが多くても、キョドコは職場では頼りにされている一面もあります。
「どうせ私なんか」と思うのではなく、「私にも必要とされている場所がある」と思うことで、彼氏や元カレへの依存を断ち切ることができるかもしれません。
2.相手を信用しすぎている
先ほど述べたように、星名の言うことなら何でも聞いてしまうキョドコ。大学時代にやった強制ストリップも、星名が「キョドコが脱いだらほかの女を全員切る(別れる)」と言い出したことがきっかけでした。
普通に考えれば、そんな風に人前で辱められる意味がわからないし、そんなことをさせる人が、約束を守ってくれないことは想像つきますよね。でも彼に依存しすぎていると、「おかしい」という感覚すら鈍ってしまうのです。
自分の意にそぐわないお願いをされたときに、「好きな人のためだから」とすぐに返事をするのはダメ。最低でも一晩寝かせてから、どうするのが正解なのか考えるべきでしょう。もしそれで「早く決めろよ」と怒り出すような男性なら、あなたのことを大切に扱っていない証拠です。
3.周囲に相談をしない
星名との共通の知り合いはたくさんいるのに、彼との関係を公にしないキョドコ。そのためどんどん星名の良いように利用されるし、「また裏切られた……」と自分の心は壊れてしまいます。
キョドコの周りには優しい先輩の堀田(瀬戸朝香)や、キョドコを心配してくれる吉崎など、意外と人脈に恵まれています。
彼に依存していると周囲が見えなくなりがち。でも冷静になってみると、自分を心配してくれている人って案外身近にいたりするものです。
「私と彼のことだから」と抱え込むのではなく、一度信頼できる相手に相談してみましょう。
自分では気づけなかった問題が見つかるかもしれません。
おわりに
彼に依存すればするほど、対等な恋からは遠ざかってしまいます。
自分のこともどんどん嫌いになってしまうでしょう。
これからキョドコが幸せになれるのかも気になるところですが、現実社会でもキョドコのように彼に依存してしまう女性が少しでも減ることを祈っています。(和/ライター)