世の中には、息をするように恋をしている女性もいれば、恋愛からしばらく遠ざかっていると恋の始め方を忘れてしまう人もいます。
・自分磨きをしても、恋の始め方はわからない
よく、「恋を始める=自分磨きをする(モテるように努力をする)」という人がいます。
もちろん、恋愛において自分のことを好きでいられるようにすることは非常に大切なこと。
自分の魅力を高めることで、まだ見ぬ相手の目に止まりやすくする、というのも間違いではないでしょう。
しかし、恋の始め方を思い出すことと自分を磨くことって実はポイントが若干ズレてしまっているのです。
なぜなら、自分磨きをしてモテるようになり男性から言い寄ってもらえても、そこであなた自身の恋愛スイッチが入るかどうかはわからないから。
人によっては他人から好意を寄せられることで「他人を好きになる状態」すなわち恋愛モードに入る人もいますが、あなたはどうでしょうか?自分の恋愛スイッチがどのタイミングでONになるかわからないのなら、自分磨きは少し遠回りになってしまうかもしれません。
・恋を始めるには、日常の「ときめき」から
恋愛の始め方を思い出すには自分を恋愛モードにする必要があり、そのためには毎日の中で得られる「ときめき」が大切です。
「ときめき」というと恋愛で得られる喜びの感情というイメージがありますが、実はこの元になっている「ときめく」という動詞は本来「喜びや期待などで胸がどきどきする。心が躍る。」という意味。(※1)つまり、恋愛に限らず日常においてときめく(喜びを感じたり期待をする)場面はたくさんあるということです。
そして私たちは、恋もまた「ときめき」によって始めていきます。しかし恋愛から遠ざかってしまうと、ときめく感覚も鈍っていることが多いもの。その感覚を取り戻し敏感になることで、徐々に自分を恋愛モードに切り替えていきましょう。
「ときめき」を意識して過ごすだけではなく、恋愛ドラマや映画を観たり少女マンガを読んでみるというのもいいでしょう。また、友達の恋愛話を聞いてみたりするのもオススメですよ。
・「感じる習慣」を身に着ける
そして、恋愛がしたい!というみなさんには、もうひとつ大切にしてほしいものがあります。それが、物事や人に対して何かを「感じる」ということ。
人はどうしても楽な方に流れてしまうため、物事を前にしたとき「何も考えず流す」ことが多いもの。この「無関心な状態」を習慣づけてしまうと、恋愛における「ときめき」にも反応できなかったり、せっかくのチャンスを知らず知らず逃してしまうことも…。
そのため、自分に接点のあった物事や人に対する自分の感覚を自覚して、「好き」「嫌い」「どちらかと言えば好き(嫌い)」と言った感情を大切にしてほしいのです。
もちろん、嫌いな物事や苦手な人を無理やり好きになる必要なんてありません。自分がどんな物事や人にときめきを感じ、好きになるのかを知っておくと、恋愛のスタートやその後にも生かせるはずですよ。
・おわりに
恋は自発的なものであり、いかに自分を恋愛モードにするかが重要です。すなわち、恋の相手を探すとか、異性からモテるといった「相手」をどうこうするより、「自分」をどうにかするのが優先事項。
では、いざ恋が始まって「好きな彼とどうしたらうまくいくかわからない!」となったときはどうすればいいのか。それは、ハウコレにある恋愛記事をぜひ参考にしてみてくださいね。(桃花/ライター)
(※1)出展:goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/157742/meaning/m0u/%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%82%81%E3%81%8F/
(高﨑哉海/モデル)
(島崎雄史/カメラマン)
(真己野ナナ/ヘアメイク)
(辻野祐馬/ディレクション)