世の中には「モテる人」というのが老若男女問わず一定数存在します。そして、「モテ」を狙ったファッションや、モテるためのテクニックも大量に存在します。
・「モテ」は自分に合わせて取捨選択
十人十色という言葉があるように、人にはそれぞれ個性があります。その人の個性によって世の中に合う人・合わない人がいるのと同様、「モテ」にも個性との相性があるのです。
例えば、日頃から手触りが良くて女性らしいファッションを好んで着る女性と、スカートは滅多に着ずにボーイズライクファッションが好きな女性がいたとしましょう。「男ウケ」や「モテ」を優先するならどちらのが良いのか、と言われれば圧倒的に前者を支持する人が多いかもしれませんが、それは世間一般でいう男性の多数派意見であって、後者の女性をタイプだとする男性もいるわけです。
確かに、後者の方が、好意を抱いてくれる絶対数は少ないかもしれません。しかし、後者であっても一定数からは「モテている」のであり、ここでは「個性を捨てて大多数モテをとる」のか、「自分らしいままのモテをとる」のかという選択をしているのです。
・「大多数モテ」に流されてしまうと・・・?
「モテ」というと、大勢の相手から興味を示されたり好意を抱かれるというイメージを抱きやすいですが、実際に恋愛をして付き合うのはただ一人だけ。つまり、大多数の男性から一気に好かれる必要ってないんです。
にも関わらず、恋愛の目標を見据えぬまま「大勢の異性から好かれたい!」とだけ考えて自分に合っていない「モテ」を取り入れてしまうと、「自分らしさ」と「モテ」がちぐはぐになってしまうのです。
そうすると、得られたはずの「モテ」を逃がしてしまったり、自分のタイプではないような相手から言い寄られてしまう、「自分らしさ」を抑え込んで楽しい恋愛ができなくなる…といった弊害が生じてしまうんです。
・「自分らしさ」と「モテ」を両立するには?
とはいえ、極端な話をすれば、個性的すぎる自分らしさを大切にした結果モテなくなってしまうこともあるでしょう。そうした場合どうすればよいのでしょうか?
まずは、自分に合った、または自分がなりたい「モテ方」をしている人を手本にしてみると、無理をせずに変化を楽しむことができるでしょう。「なりたい自分」という自分の価値観を大切にしながら変化をすれば、「モテ」だけにとらわれることもありません。
「恋愛やモテのために自分を変えるなんて…」という躊躇があるかもしれません。
しかし、人は常に変化しているもの。その変化のベクトルを少し恋愛に傾けるだけで、時間が経てば経つほど「なりたい自分」へ、そして「自分らしく恋愛を楽しめる人」に変化しているはずですよ。
・おわりに
自分がどうモテたいのか、自分に合ったモテテクやファッションの取り入れ方は何かを考えてみると、両立の方向性が定まってくるもの。そのため、まずは自分の個性や自分らしさを客観視してみて。
そうして「自分らしさ」と「モテ」を両立することで、あなたを魅力的だと感じる男性と、自分らしい恋愛を楽しむことができるはずですよ。(桃花/ライター)