ただなんとなく付き合っているのではなく、お互いに成長し合えるような関係性になれたら、とても素敵なカップルにもなれるはず。
■「アドバイス」を求める
何か悩んでいることや迷っているようなことがあったときに、「これってどう思う?」と一番に相談できる相手が恋人だったら、それはとても素敵な関係性でしょう。
信頼している相手で、自分のことも分かってくれているからこそ、意見を聞きたいし、力を貸してほしいとも純粋に思えるもの。
また、アドバイスを求められた側も、自分が信用されているし頼りにされていることも感じるので、より信頼関係も深まっていくはず。
お互いのいい部分も悪い部分もわかっているから的確なアドバイスだってできるでしょう。相手の考えを聞くことで、新しい発見があったり、自分自身の考えにも変化が見えるかもしれません。きっとふたりとも成長していけることでしょう。
■「改善してほしい点」は伝える
恋人は家族と同じくらい自分にとって身近な存在。
だからこそ、いいところだけでなく、「ここは直した方がいいのにな」と感じる部分にも、気がついているでしょう。
その「改善すべき点」、「改善してほしい点」は、相手に素直に伝えてあげることができると、お互いにどんどん成長していけるはず。
「好きだから」とか「嫌われたくないから」という気持ちから、改善すれば成長できるポイントを指摘してあげないのは相手のためにもなりませんし、結局は一緒にいることが嫌になってしまうだけですよ。
伝えるときにも、現在を否定するのではなく、「~ならもっと良くなると思う」ことを伝えたりと、相手のことを尊重しつつ、言葉にしてみましょう。
■「自分の時間」も持つ
大好きな恋人とは、「いつも一緒にいたい」かもしれません。そう感じるのは素敵なことですし、そう思えるような相手に出会えたこともとても幸せなことです。
でも、本当に四六時中ずっと一緒にいるようになったら、飽きもくるでしょうし、依存した関係性にもなりがち。
恋愛だけではなく、仕事や趣味などにも打ち込んでいる人の方が魅力的にも見えますし、お互いに自立してちゃんと「自分の時間」も持って、相手の知らないことをどんどん吸収していけるふたりの方が、カップルとしても刺激し合って成長もできますよ。
■「考え方の違い」も受け入れる
「恋人同士なんだから、考え方もピッタリと合っていた方がいい」なんて思ってしまうと、自分で自分の首を絞めることになるだけ。
何に対しても全く同じ考え方の人なんているはずもないので、「考え方の違い」に大きなショックを受ける必要はないのです。
自分の考えだけに固執せずに、「そういう考え方もあるのか」とプラスに捉えて、お互いの考え方を受け入れることができた方が、ふたり一緒に成長していけるカップルになれるでしょう。
逆に、考え方の違いを拒んだり、自分の考えを相手に押しつけたりすると、全く尊重し合えずに、ストレスを生み出してしまうだけかも。
おわりに
お互いのことを知り尽くしている恋人同士だからこそ、いい方向へと導いてあげることもできるはず。
ふたりで高め合えるような関係性になれたら、大切に思う気持ちもどんどん大きくなっていくでしょう。 (山田周平/ライター)
(後藤真由子/モデル)
(バンダリ亜砂也/モデル)
(gaku/カメラマン)