好きな人のためにできること。
1.5分だけ早く到着
「絶対に遅刻せず、必ずちょっとだけ早めに到着してる子って、ちょっとだけ申し訳ないけど、でもすごく嬉しいよね。それだけ自分とのデートを大切に思ってくれてるっていう」(大学生/21才)
デートのためにわざわざ特別なサプライズを用意したり、特別なおしゃれをしたりすることもたまにはいいのかもしれませんが、大変だし、何より頻繁にはできません。
それよりも、「デート楽しみ」という気持ちを、毎回、さりげないけどいつかちゃんと気付いてもらえる形で表現してみる。素敵なマイルールだと思います。
2.喜びは強めに
「普段デートで楽しませてくれてる彼氏へのお返しとして、プレゼントとかごちそうするとか特別なことをするよりも、単に、毎回のデートにきちんと感謝するっていう姿勢が一番だと思う」(法律関係/24才)
普段男子が女子に優しくしてあげたり、何かをしてあげるのは、見返りを求めない無償の愛だといったらやっぱり嘘になるんだと思います。
ただ、ここで男子が期待する見返りは、同じことをし返してあげるという意味でのお返しじゃなくて、その場でめいっぱい喜んであげたり、楽しんであげたりするといったお返しなんですよね。
「普段、色々してもらってて悪いな。何かお返ししなきゃ」というのは理想的な状態じゃなくて、むしろ後々そう感じなくてもいいように、その場で十分感謝を伝えて、そのときにお返しの受領印である「君のために頑張ってよかったよ」の一言を言ってもらえることこそが、理想的です。だから、「ごめん、今度お返しするね」じゃなく「ありがとう」とただ言えばいいんです。
3.ハイ、画像
「仕事終わったときに、「お疲れさまー」ってメッセージと一緒に、俺の好きな猫のかわゆい画像とかを送ってくれる子は、他と違って感じられるし、心から「癒される、ありがとー!」って思える」(美容師/23才)
普段のLINEは、ちょっとした一工夫で味のあるものになるんだと思います。どんな話題が相手にウケるかわかんなくて、「つまんない」って思われるのも嫌。でも、LINEしたい。
そんなときには、確実に好リアクションが期待できる、こういった切り口でのアプローチはいいかもしれません。相手も「どう返そうか……」とか思わないですしね。「俺の好きなの、知ってるんだ」と気付いてもらえるのもポイントです。
4.ついでに
「いろいろと「ついで」でやってくれる子って、変な恩着せがましさみたいなものがなくて、心地いい」(翻訳/23才)
手料理をしてあげるのも、「ちょうど家に余り物の食材があるからついでに」とか「昨日作ったからついでに」、彼が好きそうなジュースやお菓子を買って行ってあげるのも、「自分がコンビニ寄ったからついでに」。
相手のことをめっちゃくちゃ想ってる、っていうんじゃなくて、ちょっとだけ、でもいつも忘れてない、「ついでに」してあげる優しさには、そんなほんわかした温かみのある気持ちがこもっていますね。
また、ついでにのふりじゃなく、本当についでのときだけしてあげるようにすれば、無理なくいつでも気軽に優しさを振舞ってあげることができますね。
おわりに
「俺のために、いろいろしてくれるな」と思われるのは、大きく一つどかんより、あんなところやこんなところで、いつもより5%くらいヤル気を出してあげるくらいの状態を続けていける女性なのかもしれませんね。
好きな人のために何かをする。
これをもっと、身近でライトなものと捉え直してみては?(遣水あかり/ライター)
(あかねぴ @akanepi0426/モデル)
(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)