みなさんは最近、いつ「うれしい!」を彼に伝えましたか?付き合っていると、うれしいことってた~くさん!でも、付き合いが長くなってくると、わざわざ伝えなくても共有できていると思いがちです。
■言葉にしないと伝わらない!?
私たちは普段、言葉をメインにして感情や情報を伝えています。でも、「言わなくても、わかりきっていること」は省く傾向にあるのかもしれません。
これは、家族や兄弟、姉妹、親友など、親しい人であればあるほどいえること。一緒にいる時間が長いぶん、お互いの理解も深いはずだからです。でも、考えてみると、そうした親しい間柄でもすれ違いや思い込みで、トラブルになることだってありますよね。
こういった「実は伝わっていなかった」という現象は、特に「うれしい」という感情で起こりがちです。
例えば怒りや苦しみなどは、「この状況から脱したい」「言わなきゃ気がすまない」から、相手にハッキリ伝えますが、「うれしい」って、明確に伝えなくても、困りはしないんですよね。
「こんなに嬉しそうにしているんだから伝わっているだろう」という気持ちだけで、なんとなくやり過ごしていると、相手には思いのほか伝わっていなかった、ということが多いのです。
■「うれしい」を伝えるのが有効な理由
「うれしい」を伝えるメリットは、大きくわけて3つあります。
ひとつは、彼を安心させられること。デートに誘ったり、プレゼントを贈ったりしたときに、相手が喜んでいることがわかれば、「自分はこれからも、彼女にとって価値のある存在でいられる」ということを確信してもらえます。
そしてもうひとつは、喜んでいる姿はかわいく見えるということ。誰かがなにかをしてくれて「ありがとう」「嬉しい」という姿は、どんなときでも魅力的。でも、言葉に出せばもっともっと、魅力的に見えると思いませんか?
そして、「うれしい」と声に出せば、その気持ちをより実感できるということ。口にすればするほどハッピー度も上がるので、これを使わない手はないと思いませんか?
■こんなふうに伝えるといいかも!
「うれしい」を伝えるタイミングは、いつでもどこでも大丈夫なのですが、「ひとり」から「ふたり」になった瞬間を意識すると、彼も喜びやすいようです。みなさんも、こんなタイミングで彼に伝えてみてはいかがでしょう?
・彼が忙しい中、時間を縫ってLINEしてくれたとき、「LINEくれてうれしい!」
・デートで待ち合わせや、久しぶりに顔がみれたとき、「会えてうれしい!」
・おうちデートなど、人目を気にせずイチャイチャできるときに、「くっつけてうれしい!」
・彼の努力が実を結んだとき「私もうれしい!」
・花火、夜景、美しい景色など「一緒に見れてうれしい!」
こうやって見ると、幸せを感じるけどあえて言っていない瞬間って、たくさんあると思いませんか?
■おわりに
彼氏彼女の関係になって一歩近づいたからといって、なにもしないでいると、少しずつ方向がズレたり、結果的に心が離れてしまうこともあるのが人間です。
小さな「うれしい」を、しっかり伝えていけば、きっと、お互いの心の距離と方向をしっかり調整することができるはずですよ。小さなことでもOK。
少しでもうれしいと感じたら伝えることを癖づけて、日々の中でたくさん彼に伝えてみてくださいね。(織留有沙/ライター)