彼氏とのLINEでの会話。毎日やりとりがあるという方も多いようですが、中には、彼の反応が悪い…と不安に感じている方もいるようです。
■返信が遅く感じる理由から考える
10分・30分・1時間・6時間・10時間・24時間・2.3日、LINEの返信が「遅い」と感じるのは、どれくらいからですか?きっと、この質問の答えは千差万別。人それぞれ「遅い」また「早い」と感じるペースが異なるからです。
「30分以上かかったら遅い!」と思う人もいれば、「1日2.3回やりとりできれば十分」と思う人も。彼氏彼女の間柄でも、この時間の感じ方はそれぞれです。
たとえば、ランチに行って、注文してから出てくるまでの時間や、病院で診察を待っている時間。これらは、人それぞれ「これくらいまでなら、順番待ちできる」という時間が異なります。自分が思っている時間より遅ければ、たとえ待っている時間が平均的なタイムより早くても、「遅い!」となってしまうのです。
LINEで「彼の返信が遅い」と感じるのも、この感じ方と同様。自分が「これくらいまでには返信するよね?」と思っている基準より遅いと、その返信が平均的に見て、もしくは彼にとって早くても遅くても、「遅い!」となってしまうのです。
■返信が早いケースを分析する
反対に、返信が「早い」と感じるときもあるはず。それってどんなとき、どんな話題だったか、思い出すことができますか?もしかしたら、時間帯が関係しているかもしれませんし、彼の仕事や学校などの関係で、比較的暇な時期と、忙しい時期があるかもしれません。
返信が早いと感じるケースには、どんな条件が揃っているのかも、少し分析してみてはいかがでしょう?気づいていなかった要素に気づくことができれば、返信が遅いことにも納得ができるかもしれません。
■LINEの頻度は、愛情と比例するわけではない
覚えておきたいのは、LINEを頻繁にしているからといって、逆に返信がのんびりだからといって、愛情と比例するわけではないということ。
どちらかというと、LINEをすぐ返すかどうかは、本人の性格・個性によります。もともとマメな人、後回しにしたくない人、時間がある人であれば、彼女でなくてもすぐ返信を返すもの。
逆に、もともとのんびりした性格、ひとつのことに集中すると他のことが見えないタイプ、じっくり考えてから返信をしたい人であれば、LINEの返事も少しゆっくりになるのです。
運動会のリレーを思い浮かべてください。みんなより速く走れない人がいても、遅い人が手抜きして走っているわけではありません。その速度が違うのは、その人の個性。足が遅い人に「速く走ってよ!」と言ったとしても、その速度が最大限の場合、これ以上のスピードは出せないと思いませんか?
■おわりに
LINEは、会えない時間のコミュニケーションツールとして用いられることが多いため、カップルになると、その頻度を、愛情を測る材料にしがちです。でも、感覚は人それぞれで、愛し方だって人それぞれ。
返信を待って、LINEの画面を開いては消し、開いては消しなんて行動をとっていてもなにも変わりません。みなさんもこれを機に、自分自身の感じ方を振り返ってみてはいかがでしょう?(織留有沙/ライター)