デートって、だいたいランチやディナーですよね。なぜでしょうか。
1.必然、長い!
「彼とお泊まりするときには、翌朝はきちんと起きて、その辺のファミレスとかでもいいから一緒に朝ごはんを食べに行くよ。1日長いから、お泊まりの翌日もたっぷり楽しめる」(大学生/22才/女性)
お泊まりデートの場合には、起きたその日はもう午後で、あっという間にバイバイなんてこともありがちですよね。まあ、意識なくてもただ一緒に眠っている時間も幸せは幸せなんでしょうけど、たまには早起きしてめいっぱい1日を楽しむのもいいと思います。
お泊まりでなくとも、普通に朝10時とかに集合して朝ごはんデートから始めたら、そのままカフェでだべって、長~くまったりと彼とのデートが楽しめるでしょう。
2.一緒に頑張る感
「朝ごはんデートなんてしたら、絶対にめちゃめちゃ頑張って早起きしないとだから、集合できたときのふたりの感動というか、『ふたりで一緒にがんばりましたよね!』感がすごいと思う。連帯感みたいな」(公務員/23才/男性)
朝ごはんデートが少ない理由のひとつには、やっぱり「起きるの大変」というのもあると思います。
お泊まりデートの翌朝だろうと、そうでなかろうと、休日の朝というのは、なかなかね。
でも、それを一緒に達成することで乗り切る連帯感や、次に紹介するような「こんなデートはじめて」という感覚は、他のデートではなかなか味わえないものかもしれませんね。
3.とにかく、新鮮
「朝ごはん食べるデートなんてしたこと今までかないから、普通に絶対印象的だと思う。早起きしてごはん食べるところからはじまる休日って、なんか有意義で建設的だしね!」(大学生/19才/男性)
おそらく、多くの人が未体験なのではないでしょうかこのデートは。男子も女子も。
「はじめて」っていうのが恋心を開花させる大事な要素というのは散々いろんなハウコレ記事でも書いてるところですが、これが朝ごはんデートのメリットのひとつですね。
「こんなデート、したことないよ!」と。
4.おいしいっ!
「朝ごはんをちょっといいもの食べるって、すごくリッチな経験だよね。エッグなんとかとか、そういうのを食べたり。ホテルの朝ごはんとか、超おいしいけど、外食で食べる朝飯ってうまいんだよな」(コンサル/25才/男性)
エッグスラットか、エッグベネディクトかな……?
他にも、ホテルのブレックファーストブュッフェなんかもおすすめですね。泊まったら財布が吹き飛びそうな一流ホテルでも、これだけならわりとリーズナブルに楽しめます。
単に朝食べるっていうだけじゃなく、朝しか食べれないものを食べる経験をともにすることで、より楽しさが増してきます。
おわりに
今の季節は、外に出るどころか、布団から出ることすらキツいような寒さですよね、朝は。
でも、寒ければそれを言い訳にして手を繋いでもらったりすればいいですので、「えーっ」て最初はためらわれるかもしれないけど、「食べに行く朝ごはん、絶対おいしいから!」とゴリ押しで。
気になる男子や彼氏とのデートに多少マンネリ感や頭打ち感を覚えているとき、朝ごはんデートをしたからってガラッとふたりの関係性が好転するはずとまではさすがに言えませんが、いつもとは違った趣向の楽しみ方をすることで「一緒にいると楽しいな」とか「特別だな」とか感じ合えるきっかけとなりうるひとつの選択肢として、覚えておいてもらえたらと思います。(遣水あかり/ライター)