こんにちは!あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。
やっている仕事で人を判断できない時代になった
今は特に時代の変動が激しいので、どこもかしこも新規事業・新製品の開発に躍起になっていますから、やっている仕事も多岐に渡り、「え?なにその仕事?」と思うような職についている人もたくさんいらっしゃいます。
まぁ、これはなにも現代に限った話ではないですが、この先の10年間で今ある仕事の8割は機械化されていき、全く別の仕事が生まれていくことを考えてみると、なおのこと「現在の仕事」「現在の稼ぎ」で人の良し悪しを測るのはナンセンスであると言わざるを得ません。
では、仕事ができるできない、は一体その人のどこを見て判断したら良いのでしょうか?
礼儀・掃除・挨拶ができる男と付き合うべし
なぜ掃除をする人は仕事ができるのか?
毎日自宅のトイレ・もしくは自分の部屋、あるいは会社のオフィスを掃除している男性がいたら、その人は間違いなく仕事ができる男性だと思って間違いがありません。保証します。
なぜ掃除?と思われるかもしれませんが、周りに毎日掃除している人っていますか?いないと思うんですよね。
その人は、他の人が嫌がるもしくは面倒だなと思えることを積極的にできる人なんです。しかも自分のためになると思ってやっている。
最近は「好きを仕事にしよう」というフレーズが飛び交っていますが、仕事ができる人は共通して「好きでもない仕事を好きになる」能力を持っています。これ、めちゃくちゃ重要なスキルです。
礼儀と挨拶がきちんとしている人は、人として魅力的
他には、挨拶と礼儀です。私は仕事柄、いろんな方にお会いしますが、成功している人ほど物腰が柔らかできちんとこちらの目をみてきちんと挨拶をしてくださいます。
かたや「自分は仕事ができる」と勘違いしている人ほど、ぶっきらぼうに挨拶したり、挨拶する人を選んだりしています。
加えて、人から指摘をもらった時に「ありがとうございます」「ごめんなさい」が言えない人も多い。この二つが言えるだけでどれだけコミュニケーションが円滑になることか!
挨拶や礼儀はコミュニケーションの基本の基ですから、やはり基礎をすっ飛ばしてうまくはいかないんですよね。
もっとその人の「本質」をみる人が増えてほしい
年収や肩書きって、人のことを判断する上ですごく簡単な指標なんですけど、それだけに惑わされると本質を見失ってしまう指標でもあると思います。
個人的な偏見ですけれども、恋愛マッチングアプリにも、合コンにも相席屋にも、本当に意味で「仕事ができる人」はあんまりいないんです。
そこにいる「いかにも仕事ができそうな人たち」にどうか惑わされないでください。もっといい男はきちんと存在していますから。(川口美樹/ライター)