みなさんは、自分の魅力って何だと思いますか?または、「自分のチャームポイントや長所を言ってください」と言われて、自分のことを人前で、それも全力でアピールできるでしょうか。
・「謙遜」はむやみにするべきものではない
まず、恋愛だけでなく広い意味で考えてみても、「謙遜」のしすぎはよいことではありません。
謙遜しすぎることは自分を褒めてくれた相手を否定すること、とも言えます。ときには皮肉としてとらえられることも。
自分を貶めて、かつそれが皮肉だと相手に思われてしまうなんていいことないですよね。
そして、謙遜ばかりしていると本当に自分が魅力も取り柄もない人間だと思い込んでしまいます。言葉には力があると言われるように、「私なんて」と謙遜することで自分の魅力がわからなくなってしまうのです。これって、とても怖いことだと思いませんか?
・相手に自分を「オススメすること」の大切さ
そのため、恋愛においては謙遜よりも自分を相手に「オススメする」ことを大切にするべきなのです。
例えば、あなたが買い物に行って、「この商品は〇〇のような欠陥がありますが、良かったら買いませんか?」と店員さんから勧められたら、その商品を買いたいと思うでしょうか?
それよりも、「この商品には△△といった魅力があり、とってもオススメです!」と勧められる方が購入しようと思えますよね。
恋愛においても、自分を謙遜することで相手に期待させないようにするよりも、自分の魅力を伝え相手に「オススメ」し、アプローチしていく方がありのままの自分で、恋愛をとことん楽しむことができるんです。
・長所も短所も、あなたの魅力になりうる
しかし、自分の魅力がイマイチよくわからない・・・という人もいるでしょう。自分を相手にオススメするためには、自分の魅力をキチンとわかっていなければなりませんよね。
自分の魅力を知るポイントは、長所=魅力ではないということ。自分の短所だと思っていたところが、相手によっては他には類をみない魅力だったりするのです。
例えば、あなたは食べることは好きだけど、料理ができないとしましょう。世間一般では「女性は料理ができた方がモテる」などと言われますよね。しかし、恋の相手が「料理好きな男性」だったとき、あなたの短所は、「料理をおいしく食べる」という魅力に変わるのです。そうなると、自分にもたくさんの魅力が隠されている、と思いませんか?
おわりに
どんな人にだって、人それぞれ魅力が備わっているものです。それが人によっては魅力だととらえてもらえないこともあるでしょう。
恋愛をすることで、まだ知らなかった自分の魅力を見つけてもらえることもあるかもしれません。しかし、誰かに自分の魅力を発掘してもらうよりも、自分で自分の魅力を知り、アピールしていく方が圧倒的に手っ取り早く、自信を持って恋が楽しめるのです。
自分の魅力をアピールすることは、決して恥ずかしいことではありません。自分の魅力を知って、自信が持てる楽しい恋愛をしてみませんか?(桃花/ライター)