まだ付き合っていない段階で、男子からお泊まりのオファーをされるときはあると思いますが、なかなかこれに乗る勇気は出ないもの。
1.「してみないとわかんないじゃん」は嘘
「こっちが『えー』みたいに迷ってるときに『でも、一回してみないと大事なことってわからなくない?』みたいにもっともらしいことを言ってくる男子は、ほぼ必ずと言っていいほど遊び目的」(受付/23才)
こうやって、「そうか、たしかにしてみることも大事かも」的な心境に追い込みながら誘ってくるのは、単なる下心目的だという声が多かったてます。
「好きだから」じゃなく、むしろ「好きかどうか」は留保したまま、(こっちが相手に好意があることに便乗しつつ)ひとまず持ち込む。こういったやり口には、騙されないようにしたいものです。
2.滑り込みで告白してくる男子も……
「『何もしないから』って言うからホテルに行ったのに、普通にしようとしてきたから「まだそういうのは……」って拒絶すると「じゃあ付き合お?」とくる。これは100パーないと思う」(通信/24才)
こんなの誰がどう見ても、「するためだけの告白」なのが見え見えですが、相手に好意を持っていると、「じゃ、じゃあいいかなぁ」なんて安易に応じてしまうのかもしれません。
でも、拒絶して初めて告白するって、要するに、拒絶しなかったら告白せずにそのまましてたってことですから、もう本気で付き合う気はないただの方便だってことが明らかですよね。
3.翌日以降、なぜか勝手に気まずがられる!
「こういう「勢いで寝る」みたいなのをすると、むしろ翌日以降にお互い気まずくて仲が良くなるどころか絶縁したりする」(美容師/21才)
これはなかなかの「あるある」だということで、こっちとしてもなんか恥ずかしくて連絡や会話をしにくくなるし、自分から誘ったくせに「秘密の隠し事しちゃったし、あんまりコミュニケーションするのはやめようね」的なオーラを出してくることもよくあるんだとか。
たしかに、付き合ってもないのにしてしまって、かつ、その直後(行為が終わったその場でとか、翌朝お別れするまでとか)に「付き合おうか」とならない限りは、それっきりの関係で終わってしまうか、そうでなければ、またなんとなく会ってなんとなくするだけの関係になってしまうことが多いのかもしれませんね。
既成事実というけれど、あくまでそれは、お互いに気持ちがあってのことなのでしょう。
4.もちろん、「成功例」も
「私の場合は、今の彼氏とは付き合う前に一回してた。けど、抵抗なくて、それは心から『どうせ付き合うし、順番なんてどっちでもいいかなー』と思えたからで、その後、とくにどちらから告白するでもなく、当たり前な感じで付き合ってた」(大学生/19才)
こういうおめでたいパターンもいくつかありました。ちゃんと。
ですが、どれもこの子のように「どうせいずれ絶対に付き合うでしょ」という確信があったという共通点がありました。
「付き合う前にしてみる」は、本当に「付き合う前(この後ちゃんと付き合う」と直感的に思えるときに限っては、自分を傷つける心配なく選べる選択肢なのかもしれませんね。
おわりに
基本的には、「付き合いたいと思ってしたけど、付き合えなかった」というパターンが多かったです。それはやっぱり、男子には「付き合いたくないけどしたい!」という、多くの女子とは違う感情があって、「交際前のエッチ」がこれの実現のためだけに使われてしまうことが多いからだと思います。
でも、どんな人も、「相手が自分を好きかどうか」は直感的にわかるはず。この直感があるときには、4のように、なることもありますよね。
ただし、最後に言うとすれば、
本当に付き合うつもりなら、わざわざ付き合う前にからだを求めて「チャラい」と思われるリスクをとるより、まずは正式にお付き合いをしてからエッチしよう。
こう思うのが普通の男子で、そうじゃなく、「好きだけど、あえて付き合う前に一回エッチしようとしてみる」というリスクをとる男子は、あんまりいないんじゃないかな
ということです。(遣水あかり/ライター)